この保険の弱点はここだ!SOMPOひまわり生命「がん保険 勇気のお守り」

提供会社:SOMPOひまわり生命
(旧:損保ジャパン日本興亜ひまわり生命)

商品名:がん保険 勇気のお守り

この保険の弱点はここだ!!

参考コラム:
商品の詳細に入る前に「そもそもがん保険って何?」という方は、
『保険屋の口車に乗る前に読みたい、がんと保険の真実』
をご覧いただきたい。

 

SOMPOひまわり生命(旧:損保ジャパン日本興亜ひまわり生命)が販売するがん保険。

いわゆる王道のがん保険で、「診断」「入院」「手術」「通院」の4つがパッケージされた内容となっている。

本商品は、2010年11月より販売されているロングセラー商品。

オリックスのBeliveと共に、がん保険で一強状態であったアフラックの牙城を崩した商品である。

販売当時は、

「上皮内新生物でも同額保障」
(当時、上皮内新生物は支払い対象外か、給付金が少なくなる商品が多かった)

などの利点があったが、最近は他社も追随している。

そのため、他社との差別化に苦しんでいる印象。

 

参考:各社のがん保険を比較したい方には、
『がん保険 何で比較する?項目別 商品比較』
をご覧いただきたい

他社のがん保険の☆評価一覧は、コチラ




筆者が思う弱点は、以下の3つ。

弱点1 パッケージ化のデメリット

「診断」「入院」「手術」「通院」がパッケージになっているため、保障内容は手厚い。

しかし、色々と入っているため、保険料は割高で、それをスリム化することが出来ない。

例えば、保険料を抑えたい場合「通院の給付を外す」とか「減額する」というような細かい調整が出来ないのが難点。

これに比べ、他社では必要なものを自分で「組み立てる」ような商品が流行っている。

パッケージ化自体が悪いわけではないが、もう少し調整できる幅があると良い。

この弱点が気になるなら・・・がん保険の保険料ランキングで他社をチェック!!

弱点2 払込免除がない

他社では、がん診断給付金を受け取るとそれ以後の保険料が免除されることがあるが、ひまわりでは、払込免除の特約がない。

なお、高度障害状態や、ケガによる身体傷害状態に該当した場合の払込免除は標準的に含んでいるが、ハードルは相当高い。

他社では「がんと診断されたら免除」などの特約が用意されていることが多い。

とは言え、筆者の個人的な見解では、がん保険自体それほど高額なものでもないため払込免除は必要ないと思っている。

月々数千円を免除されるために、わざわざ割高な特約費用を払い必要はないのではないか?

しかし、本商品ではそもそも払込免除を「付ける」という選択肢すらないことから、払込免除を付けたい人にとっては弱点となるであろう。

この弱点が気になるなら・・・払込免除の条件一覧で他社をチェック!!




弱点3 がん診断給付金の支払限度が「2年に1度」

がんと診断された時、100万円、200万円という高額な診断金が受け取れることは患者にとって非常に心強い。

そのため、どのがん保険でも商品の根幹となるが、そこには「支払限度」というものがある。

基準は2つ。「回数」と「期間」

回数は「1回だけ」、「2回だけ」、「無制限」と各社基準が違うが、ほとんどが「無制限」であり、この勇気のお守りも無制限である。

「期間」は、給付金を受取ってから、がんが再発、転移した時に「どれくらい間が空いていれば良いか?」という基準。

ちょっと前までは「2年に1度」が主流だった。

つまり、一度給付金を受取ると、そこから2年間は再発、転移しても給付金が受取れない。本商品も「2年に1度」

しかし、最近は「1年に1度」という商品がチラホラ出てきている。

再発も転移も早ければ1年程度で発生する。

2年に1度よりは、1年に1度の方が安心だろう。

その点から弱点とした。

この弱点が気になるなら・・・がん診断一時金、各社の支払回数一覧で他社をチェック!!

 

参考コラム:
商品の詳細に入る前に「そもそもがん保険って何?」という方は、
『保険屋の口車に乗る前に読みたい、がんと保険の真実』
をご覧いただきたい。

商品の構成について

主契約に組み込まれている保障は4つ。

以下、がん入院給付金日額10,000円の場合に受け取れる保障について説明する。

がん入院給付金日額は、全ての「基礎」となるもので、各給付金はがん入院給付金日額の「何倍」という形で決まる。

契約年齢は、6歳~75歳までとなっており、がん入院給付金日額は、5,000円~30,000円まで設定可能

がん診断給付金

初めてがんと「診断」されたときに一時金100万円が受け取れる。
※がん入院給付金日額の100倍(1万円×100倍)

また、再発や転移など2回目以降の「診断」でも同額100万円が受け取れる。
支払限度は2年に1度となる。

がん入院給付金

がんの治療を目的として入院した場合に、1日につき10,000円(がん入院給付金日額)を受け取れる。




がん手術給付金

がんの治療を目的として手術を受けた場合に1回につき、手術の種類により40・20・10万円(がん入院給付金日額×40・20・10倍)が受け取れる。

がん外来治療給付金

通院や往診によるがん治療を行ったとき、1日につき10,000円(がん入院給付金日額と同額)が受け取れる。

抗がん剤治療を受けるための通院や再発・転移などで治療が長期にわたることもあり、本商品では、「手術療法」「放射線療法」「化学療法」「疼痛緩和療法」のいずれかの治療が続く限り保障される。(ただし、年間120日が限度となる。但し、総合計の日数は無制限。)

ここまでがパッケージとなっている。

他社の同等の保障内容と比較すると、保険料はどの年代も若干割高の印象を受ける。

 

参考:各社のがん保険を比較したい方には、
『がん保険 何で比較する?項目別 商品比較』
をご覧いただきたい

他社のがん保険の☆評価一覧は、コチラ




オプション(特約)は2種類用意されている。

がん先進医療特約

がんを直接の原因として先進医療による治療を受けたときに、先進医療にかかる技術料と同額(通算1,000万円が限度)が受け取れる。

どの年齢、性別でも一律68円。

保険料は割安だが、他社のほとんどが通算2,000万円限度であるのに対し、本商品は1,000万円。

とは言え、実際に1000万円を超える先進医療を受けることは相当に稀なことなので、この点はそれほど気にすることでもないだろう。

それより、先進医療特約は今後、利用者数が増え「値上がり」が確実であるため、この特約だけにフォーカスするのであれば、今のうちに他社で保障が広くて安い先進医療特約に加入する方が得策。

なお、その際は「10年更新」ではなく、「終身型」を選ぶこと。

先進医療特約は「終身型」を選びなさい!!

また、がん保険の「先進医療特約」は、当然ながらがん治療だけに特化している。

通常の医療保険の先進医療特約でも「がんに関わるもの」はカバーされているので、もし医療保険に先進特約が付いているのなら、わざわざがん保険につける必要はないので、気をつけた方が良い。

たまに、医療保険、がん保険、どちらにも先進医療特約をつけている人がいるが、保障内容がダブっているのでムダである。




がん死亡特約

がんにより死亡した場合に、死亡保険金100万円が受け取れる。

死亡保障が必要なのであれば、別にちゃんと検討した方が良い。

100万円程度の死亡保障をがん保険のオプションとして付ける必要はないと考える。

新女性特定がん入院特約

女性特有のがんの治療を目的として入院した場合に、1日につき10,000円(がん入院給付金日額と同額)を主契約の保障に上乗せして受け取れる。

女性特有のがんと言うと、乳がんや子宮がんなどだが、その治療自体で他のがんよりお金がかかるということはない。

保険料は女性 30歳で+263円。(終身払いの場合)

年間3,156円。30年で10万円弱を支払うことになる。

それに対して、女性特有のがんで入院した場合、1日につき1万円上乗せされるので、10日ほど入院すればトントンと言う感じ。

乳がんも子宮がんも入院日数は長くはないので、1日1万円程度の上乗せであれば、それほど得をすることもないだろう。

また、「女性特有のがん」に限りので、胃がんなどは対象外となる。

保険料も安いが、保障内容も薄く、正直、あってもなくてもどちらでも良い気がする。




比較した方が良い商品

FWD富士生命 新がんベスト・ゴールドα ★★★☆☆

オリックス生命 がん保険 Believe(ビリーブ) ★★★☆☆

just in case「わりかん がん保険」 ★★★★☆

セコム損保 自由診療保険 メディコム ★★★★☆

メットライフ生命 ガン保険 ガードエックス ★★★★☆

 

参考:各社の保険料、特約毎の比較は、
がん保険比較一覧2019年4月版
をご覧いただきたい。

他社のがん保険の☆評価一覧は、コチラ