この保険の弱点はここだ!メットライフ生命 収入保障保険マイディアレスト

提供会社:メットライフ生命

商品名:収入保障保険マイディアレスト

基本商品の競争力

メットライフ生命 収入保障保険マイディアレストは、その商品名にもある通り収入保障保険タイプの保険で、ネット経由、もしくは対面販売で加入が出来る商品である。

収入保障保険を販売している同業他社では、

・非喫煙割引、健康体割引という「2つの割引制度」

・割引制度は一切ないが、保険料そのものが安い(しかし、割引制度がある会社よりは高い)

という2つに分かれるが、本商品は「非喫煙(タバコ)割引」のみが導入されてる点が面白い。

多くの会社で導入されている健康体割引がないため、

「タバコは吸わないが、健康体割引が適用される自信がない」

という方にとっては、本商品が検討対象になりえる。

本サイトの調べでは、そのような方にとってはトップクラスに安い会社である。

保険料比較はコチラ(非喫煙割引のみを適用の場合)

30歳から45歳まで5歳刻みで見てみると、30歳を除く全ての年齢で最も安い。

しかし、更に「健康体割引」も受けられるのであれば、より安い保険会社もあるため、本商品は検討から外れる。

保険料比較は、コチラ(非喫煙&健康体割引を適用の場合)

また、「非喫煙割引」が適用されない場合の保険料は他社に比べ割高であるため、他に良い選択があるだろう。

特約(オプション)について

-三大疾病月払給付金特約

三大疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)になった時に、あらかじめ契約しておいた月額給付金を「2年間」受け取れる特約。

これらについては、次項で詳しく解説する。

本商品の弱点・デメリット

弱点1 保障金額の選択肢が少ない

本商品は商品設計の自由度が低い。

保険金額を

・10万円

・15万円

・20万円

からしか選択出来ない上に、年齢によっては、選択肢が少なくなっている。(年齢がさがると15万円や20万円が選べなくなる)

また、保険期間は、60歳、65歳からの2通りからだけなので、

「子供の大学卒業に合わせて57歳まで、13万円の保障が欲しい」

というような、細かいニーズには対応出来ない。

近いところで「60歳まで15万円」というプランを選ばざるを得ないだろう。

余計な保障は、その分、余計な保険料を支払うことになるので、ここは要注意。



弱点2 三大疾病月払給付金特約は「2年間しか」受取れない

三大疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)になった時に、あらかじめ契約しておいた月額給付金を「2年間」受け取れるが、本当に必要か考えること。

当然、これは特約(オプション)であり、その分の保険料は別途必要になる。

なお、支給条件は以下の通りで、これは他社に比べ「かなり緩い」と言える。つまり、支払われやすい。

-がん(上皮内がんも含む)・・・診断確定されたとき

-心疾患・・・手術を受けた時、または、20日以上の入院

-脳血管疾患・・・手術を受けた時、または、20日以上の入院

がんに関しては、他社でも「診断確定」を支払い条件に挙げる会社は多く、そこでの差がないが、心筋梗塞や脳卒中は他社では「2ヶ月間(60日)以上、働けないこと」などが一般的。

また、手術だけで支払い対象になるのは、本商品の強い特徴と言える。

心筋梗塞に関してはわりとすぐに手術を行うが、と言っても現在の主流はカテーテル手術で、胸まで開いて行うような大手術は稀。

そして、本商品はそのカテーテル手術でも支払い対象になるため、その点は評価できる。

脳疾患に関しても、緊急手術を行う可能性は高く、本商品では支払い対象となる。




しかし、ネックは「2年間」という期間だ。

例えば、この特約で「三大疾病の時に毎月10万円」という契約をしていた場合、2年間の総受取金額は、

10万円×12ヶ月×2年=240万円

となる。

手術後、すぐに日常に復帰できるのであれば

「ここまでのお金はいらない」

逆にがんや脳疾患で治療が長期化した場合、

「こんな金額では足らない」

ということになる。

特に傷病手当(怪我や病気で働けない時、給与の2/3を1年6ヶ月補償してくれる国の制度)が終っても完治しないような場合、仕事をすることが出来ず金銭面では困窮するケースもある。

そのような状況でも、この保険の給付は「2年間で打ち切り」となるため、役には立たない。

何とも中途半端で「帯に短したすきに流し」と言った感がある。

安易に飛びつく前に、この特約の保険料がいくらで、総額いくら払うのか?ということはしっかり計算した方が良い。

※30歳男性 60歳 10万円 非喫煙割引適用の場合、特約の保険料は、1470 円

1,470円を30歳から60歳までの30年間支払うとトータルでは約53万円になる。

1,470円×12ヶ月×30年間≒53万円

これに対して、給付は10万円が2年間(24ヶ月)だから、240万円ということになる。

53万円払って240万円。保険としてもそれほど魅力的ではない。

しかも「60歳まで」の保障なので、その間にがんや心筋梗塞、脳卒中を患う人は多くはない。

実際の保障の必要性の面からも、数字上の面からも

付けなくて良いのでは?

と思う。

比較した方が良い他社商品は?

-保険料の比較から

本サイトで調査したところ、

タバコを吸わない(非喫煙割引適用)、しかし健康体割引は使えない。

という条件での保険料は確かに安い。しかし、前述のように設計の自由度が低い。

保険料比較はコチラ(非喫煙割引のみを適用の場合)

こんな方にとっては、以下の2社が比較対象となる。

東京海上日動あんしん生命 家計保障定期保険NEO ★★☆☆☆

メットライフには勝てないが、あんしんも「非喫煙(タバコ)割引」のみが導入されてる。

年齢や保障の設定も自由度が高く、特約も豊富であり、総合力ではあんしん生命に分がある。

三井住友海上あいおい生命 新総合収入保障 ★★★★☆/★★☆☆☆

30歳では、あいおいが勝っているが、35歳、40歳では保険料で肉薄してくる。「若い世代に強い」と言える。

こちらはⅠ型(死亡と高度障害のみ対象)、Ⅱ型(Ⅰ型+介護)、Ⅲ型(Ⅱ型+就労不能)と選択肢も多いが、Ⅱ型、Ⅲ型は保険料が高くなるので、メットライフと比較するならⅠ型ということになる。

改定履歴

・2018年4月2日
保険料の改定