この保険の弱点はここだ!かんぽ生命「はじめのかんぽ(学資保険)」

提供会社:かんぽ生命

商品名:はじめのかんぽ(学資保険)

 


学資保険の年齢別 各社の返戻率ランキング!!はこちら

この保険の弱点はここだ!!

参考コラム:
学資保険をどうしたらいいか悩んでいる方は
『学資保険はこう考えろ!!』
をご覧いただきたい。

ごく一般的な学資保険だが、はっきり言うが止めた方が良い。

まず、本商品では受け取り方が異なる下記の3つのタイプがあるが、どれも「元本割れ」を起こす。

下記の契約例で具体例を見てみよう。

契約例:
父:30歳
子:0歳

1. 大学入学時 学資金準備コース (大学入学前にまとめて受け取れる)

大学入学時に満期金 300万円

受け取り総額:300万円
保険料:14,640円
支払総額:3,162,240円

300万円を受け取るために、約316万円を払う。マイナス16万円




2. 小・中・高+大学入学時コース(小中高)

小学入学時:祝金 15万円(基準保険金額300万円の5%)
中学入学時:祝金 30万円(基準保険金額300万円の10%)
高校入学時:祝金 45万円(基準保険金額300万円の15%)
満期:大学入学時に満期保険金 300万円

受け取り総額:390万円
保険料:19,110円
支払総額:4,127,760円

390万円を受け取るために、約413万円を払う。マイナス23万円

3. 大学入学時+在学中コース

18・19・20・21歳:各75万円(基準保険金額の25%)

受け取り総額:300万円
月払保険料:14,550円
支払総額:3,142,800円

300万円を受け取るために、約314万円を払う。マイナス14万円

どのコースを選んだとしても、「元本割れ」してしまうので、貯蓄として考えるのであれば、自分で貯めた方が良い。

理由は昨今の低金利。

あまりに金利が低すぎて、金融機関としても、運用のしようがない。

そのため、学資保険は他の保険会社でも苦戦していて、元本割れを起こしているところが多いのだが、それでもなんとか頑張ってプラスにしているところもある。

ソニー生命、明治安田など。

対して、かんぽ生命はマイナスに沈んでいる。

完全民間の保険会社が、わりと自由に運用が出来るのに対して、かんぽ生命は元々が郵便局であったが故、いろいろな足かせがある。

国債もかなりの量を引き受けねばならず(それでも昔よりは減ったが)、今の国債の利回り(0.01%)では、正直どうにも出来ない。

そのため、学資保険でも顧客から預かった大事なお金を「減らす」ことしか出来ないのである。




また、最近の不祥事は、同じ業界で働くものとして本当に不快。

どこの会社でも悪いことをするやつはいるが、かんぽ生命のアレは常軌を逸している。

マネージメント層も加担して、悪事に手を染めていたというのだから、呆れるしかないし、あれほどの乱暴な不正は、組織ぐるみでなければ絶対出来ない。

はっきり言って、この程度の商品しか提供出来ず、かつモラルも崩壊しているのであれば、市場から退場した方が良い。

保険会社はもう十分沢山あるので、かんぽ生命1社がなくなったところで、大した影響はないだろう。

過去の契約のアフターフォローだけを行うためだけの「保険会社」で良いのでは?

保険業界の人間の大半はそう思っている。

なお、特約として、子供の入院・手術の保障として「総合医療特約」を付加することができるが、多くの自治体で、子供の医療費は6歳(もしくは12歳など)まで無料であるので、別に必要ないだろう。

かんぽ生命のほとんどの営業マンはちゃんとやっていると思うし、真面目でお客様のことを考えているだろうから、今回のような不祥事で「かんぽ生命」の金看板に泥が塗られてしまったのは気の毒でもある。

真面目であればあるほど、このような学資保険を販売することには抵抗があるはず。

「損する学資保険って何?」

私が販売員ならそう思う。

このような商品を現場に押し付ける。

その点からもかんぽ生命はどうしようもない。

そう思っている。




比較した方が良い商品

ソニー生命 学資保険 ★★★★☆

明治安田生命 つみたて学資 ★★★★☆

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