この保険の弱点はここだ!住友生命「スミセイのこどもすくすく保険」

提供会社:住友生命

商品名:スミセイのこどもすくすく保険

学資保険の年齢別 各社の返戻率ランキング!!はこちら

この保険の弱点はここだ!!

参考コラム:
学資保険をどうしたらいいか悩んでいる方は
『学資保険はこう考えろ!!』
をご覧いただきたい。

 

住友生命の学資保険「スミセイのこどもすくすく保険」

12年間支払って(子が0歳なら12歳まで)、12歳(中学進学)、15歳(高校進学)の時に10万円、18歳の大学進学の時に100万円がうけとれる。

この10万、10万、100万円(1対1対10)の割合は、金額をかえてもそのまま。

サイト上にある契約例では、父30歳、子0歳で、返戻率は101.7%とのこと。

辺捩率も凡庸で、ソニー生命、日本生命(105~107%程度)、明治安田、富国生命(103~105%程度)などに返戻率で大きく水を開けられている。

おそらく住友生命は学資保険で勝負をする気はないのではないか?

サイトも必要最低限の情報だけで、他社のようにシミレーションなどが出来る機能もない。

自社の顧客に「学資保険は?」と求められた場合に提案できるために、一応商品のラインナップには揃えているだけ。という印象。

学資保険だけを見れば他社の方が良い。

が、筆者としてはこの住友生命のスタンスは嫌いではない。

確かに商品としては一切魅力はないが、普通に考えればこれくらいの返戻率(101%)が現実的だろう。

現在の国債の利回りが0.05%程度。18年間運用しても単純計算で0.9%程度(0.05%×18年間)と1%弱。

「現時点の低金利下で『約束』できる利回り」

としては+1%くらいが関の山である。

これは他の保険会社も同様なのだが、現実には返戻率を高くしている会社もある。前述の通り、ソニー生命や明治安田、富国など。

これは学資保険が「客寄せパンダ」としての役割を持たされているからで、実際、かなり無理をしているのだと思われる。

この低金利のご時世で保険会社としては「返戻率101%」くらいが現実的なのに、107%とか105%の「オマケ」を付けているのは、あくまで

子供が生まれた若い世帯

と接点を持つためである。

そのため、各社、学資保険は郵送やネットなどでは入れず、絶対に「面談」が必要となる。

マーケティングの手法としては理解できるが、保険会社の資産は全て過去の契約者の保険料で成り立っている。

「お得商品」

を出すことで、仮に損が出れば、それはそれらの過去の資産で精算することになる。

新規顧客にサービスするために、昔からのお客様の資産を使う、というのはどうにも気持ち悪い。

その点、住友生命は「無理はしない」というスタンスであって、潔い。




弱点1 返戻率が凡庸

既に書いたが、返戻率は低い。

学資目的であるなら、ソニー生命、日本生命、明治安田、富国あたりの方が良いだろう。

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弱点2 特約は付けない方が良い

本商品には子供の医療保障に関する特約がある。

1 こども総合医療特約

2 こども入院保障充実特約

1は通常の医療保障で、手術した場合の一時金や、入院した際に「1日〇〇〇〇円」が支払われる。

2は入院した場合に一時金が受け取れる。

具体的に保険料がいくらなのかはサイト上には掲載されていないが、どちらも月に数百円程度のものだろう。

しかし、これを付けると支払った保険料より、戻ってくるお金の方が少ない

逆ザヤ

になってしまう。

もちろん子供の保障がついているので、それ自体は仕方ないが筆者は「学資保険」にこのような特約は付けない方が良いと思う。

理由は2つ。

1つ目は、この学資保険は18歳で満期金を受け取ったら保険契約自体が無くなってしまうので、そこについている特約(オプション)も当然消える。

そのため18歳以降、改めて別の医療保険に入らないといけない。

子供にも医療保険が必要と考えるなら、18歳で終わるものではなく、一生涯続けられるものの方が良いだろう。

単品で加入するべき。

2つ目は、「そもそも医療保険が必要か?」ということ。

多くの自治体で子供の医療費は無料である。

自治体によって、〇歳まで、などの制限があったり、所得制限があったりするが、基本的には小学校くらいまでは無料のところが多い。

無料であれば別の保険がなくても良いだろう。

子供に医療保険が必要だとしても、中学くらいになってから考えれば良いのではないか?

以上、2つの点から、学資保険にこどもの医療特約は付けない方が良いと考える。

注意点

学資保険に入る時は、出来るだけ「年払」を選択すること。

保険会社からすれば、毎月、保険料を引き落とさないといけない月払より、年に1回で済む年払の方が手間がかからず、その分、保険料をディスカウントしてくれる。

支払う保険料が安くなる(ディスカウント)されるのに、将来受け取れる学資は月払と同じなのだから、その分、お得。

おおよそ1%程度、返戻率が良くなる場合が多い。

参考コラム:
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