アナタへのアドバイス No.da7

アナタへのアドバイス!!

今までのご回答
Q1 既婚 お子様なし
Q2 死亡保障   必要なし
Q3 医療保障   必要あり
Q4 就業不能保険 必要あり
Q5 貯蓄保険   必要なし

はい、ありがとうございました。

アナタはかなり保険の本質を理解していると思います。

死亡した時の保障について「必要ない」とお答えになっているのは、おそらくパートナーの方もしっかりとした収入があり、仮にアナタが死亡しても生活をしていけるのでしょう。

もしくは、お二人で貯めたお金があるので、死後の整理資金(お葬式、お墓など)と当座の生活費はそれで賄えるのかもしれません。

ただ、生きている間の病気、怪我や、更に最悪のケースとも言える「働けない」ということに関しては、何かしらで対策をしておきたい。

そんなお考えではないでしょうか?

それぞれが自立していながらも、パートナーに迷惑をかけたくないということで、ご自身の保険へのニーズを非常にシンプルに理解されていると思います。

まず、医療保険に関しては、原則的に「長期入院」のリスクを考慮した方が良いかと思います。

合理的な考え方が出来るアナタならお分かりになるでしょうが、基本的には短期入院であれば貯金で何とかなることも多く、そこまで恐れるほどのリスクではありません。

ただし、その入院も数ヶ月の長期となると、経済的、精神的なダメージは大きくなりますし、パートナーの心労も大きくなります。

実際には「給与の2/3」が補償される傷病手当などもあるので、入院が長期になっても「生活が破綻するほどの出費」となることは、ほんとどありませんが、それでも家賃やローンなどは発生するので、医療保険などから、月に15万円程度(入院日額5,000円なら、1ヶ月で15万円)が補填されれば精神的には安定します。

医療保険には「3大疾病無制限特約」もしくは「7大疾病無制限特約」というようなオプションが用意されていることが多く、これを付けておけば長期入院にも対応出来ます。

逆にこれを付けておかないと、1入院あたり60日とか、120日などの「上限ルール」を超えた場合、医療保険からの給付がなくなってしまうので気をつけて下さい。

これを付けた上で、先進医療(これは安いので付けておいた方が良い)やがん、女性疾病などのオプションは「予算次第」でつけるか、つけないか判断すれば良いかと思います。

なお、あれもこれも、とオプションを付けるとやたらと保険料ばかり高くなってしまうので、その点は気をつけて下さい。

保険は「転ばぬ先の杖」ではありますが、肝心の杖自体が重くなってしまい日頃の生活を圧迫するようでは本末転倒です。

お一人あたりの保険料は、30代までなら毎月3,000円、40代なら4,000円、50代なら5,000円程度。

「年齢×100円」前後を目安にすると良いと思います。

次に働けない時(就業不能)ですが、これはなかなか「難しい」と言いますか、比較が容易ではない分野です。

就業不能保険のポイントは、

何をもって働けないとするか?

という点です。

「入院」という分かりやすい事実に対してお金を支払う医療保険に対して、就業不能は各保険会社が

「この状態になったら『働けない』とする」

というルールが異なります。

大きく分けて「公的制度連動型」と「医師の診断型」の2つがあります。

前者は、要介護1以上、障害手帳3級以上、障害等級2級以上など、国の介護障害制度に認められば毎月10万円などの給付金を払ってくれますが、後者は「医者が働けない」と診断した場合に払います。

実際の例を見てましょう。

例えば、交通事故で下半身不随になってしまったような場合ですが、これは障害等級1級相当なので、公的制度連動型であれば支払い対象です。

しかし、職場の理解などもあり、配置転換などで仕事が続けられたようなケース、もしくは自宅でパソコンを使った仕事が出来るような場合は「医師の診断型」では払われません。

実際に仕事をしているからです。(実際に仕事していても、公的制度連動型であれば払う。)

もう1つの例はがんです。

がんの再発や転移で入退院を繰り返すような例では、介護や障害などにはなかなか認定されません。

しかし、体力的な問題で仕事は出来ないことが多いです。

このような場合、公的制度連動型は支払い対象外ですが、医師の診断型では医師が「自宅での療養が必要」と判断すればお金を受け取れます。

どちらも一長一短があるため、一概にどっちが良いとも言いにくいのですが、当サイトでは「現実に即して判断してくれる」医師の診断型をお勧めしています。

保険ショップをうまく活用しよう!!

前述の通り、医療保険や就業不能保険は、商品数も多く、また内容も分かりにくいため、情報を集めてそれを整理するだけでも一苦労です。

また、どちらの分野でも「同じような名前」をしているのに「内容が全然違う」ということもあるため、これらは素人にはなかなか分かりません。

この2つの分野を検討されるのであれば、保険ショップに行かれることをお勧めします。

保険ショップのメリットは「短時間で多くの情報を集めることが出来る」ことと「プロのアドバイスを聞ける」ことです。

医療保険や就業不能保険の比較などは、保険ショップの相談員からすれば「手慣れた作業」なので、アナタの提示した条件に沿ったもの4,5社の商品を一覧資料にして見せてくれます。

また、資料だけでは分からない細かい違いなども、プロの視点から解説してくれます。

昨今ではネットでもかなり精度の高い情報を取得できますが、それでも「現場」でないと知りえない情報はあります。

「分かったつもり」で入ったのに、後になってから「こんなはずではなかった・・・」と後悔する。

当サイトにも、そんな失敗談が数多く寄せられています。

誰かに自分の思っていることを話し、適宜、質問や解説を受けることで、自信の考えをまとめる。

その点からもプロフェッショナルとの対話・アドバイスは重要です。

下記のお店は、当サイトが自信をもってお勧めする保険ショップです。

経験豊富、かつファイナンシャルプランニングの資格などを保有したプロがあなたの保険選びをサポートしてくれます。

また来店型の保険ショップは、しつこく営業をするようなこともありませんので、一度気軽に足を運ばれてみてはいかがでしょうか?