この保険の弱点はここだ!マニュライフ生命「マニュメッド」

提供会社:マニュライフ生命

商品名:マニュメッド

この保険の弱点はここだ!!

同社には本商品に似た「マニュフレックス」という商品があり(以下参照)、本商品はそれの医療保険版。

マニュライフ生命 マニュフレックス ★☆☆☆☆

根本的な仕組みは、上記マニュフレックスとほぼ同じ。

マニュフレックスには選べる保障の中に死亡保障、医療保険、がん保険があるが、本商品はそこから死亡保障を除いている。

旧知のマニュライフの方に話を聞くと、

・死亡保障は必要ない、と言う若い人向け

・既にマニュフレックスに入っている方が結婚し、その妻や子供向け

に開発されたとのこと。

要はマニフレックスの女性・子供用という感じ。

もしくは、おじいちゃん、おばあちゃんが保険料を負担し、孫を入れるケースなどもあるようだ。




弱点1 貯蓄部分は別の方法の方が良い

率直に言って、主契約の貯蓄分(ファンド部分)は要らないのではないか?という気がする。

本商品の貯蓄部分は「単なる貯金」であって、死亡しても戻ってくるのは積立てていた部分のみ。

多少の金利はつくものの、そこまで高いものでもない。

ほとんどゼロの銀行預金よりは多少マシかな、という程度。

であるならば、貯蓄は貯蓄で別の方法でやった方が良い。

例えばNISAやジュニアNISAなどで、インデックス型の投資信託を定期的に積立てあげた方が全然増えるだろうし、そちらなら税金もかからない。

もしくは保険でやるにしても、株に連動する変額やドル建などの方が長期的には増える。

わざわざ本商品のようなもので「保険」をセットにして、定期預金のような貯蓄をするメリットはないように思う。

また、医療保険やがん保険などが必要なのであれば、その分野は各社が熾烈な競争をしているので、それらを比較検討して契約した方が、より安い保険料で、良い内容の保障を持てるのではないだろうか?

そういう意味でも「セットで入る理由」は見当たらない。

弱点2 マニュライフという会社

正直、今のマニュライフはかなり厳しい立場であり、日本市場に残れるかどうかの瀬戸際かもしれない。

長年の法人保険での「節税に偏った販売志向」から、以下のように金融庁からも行政処分を受けてしまっており、業界内の信用力という点ではかなり落ちている。

金融庁 行政処分詳細

まあ、別に無理して付き合う必要もないんじゃない?というのが本音。

この保険の弱点、こう考えろ!!(解決策)

既に述べた通り、貯蓄と医療をセットにする理由もない。

別々にやった方が良い。

また、会社として非常に微妙な立場となっているので、わざわざマニュライフにする理由もない。

なので、基本的には「別の商品の方が良いと思う」という感じ。

保険ショップなどで「医療と貯蓄に興味がある」と言えば、本商品より良い商品を山ほど紹介してくれる。

もしくは、マニュライフの営業と長い信頼関係がある、何かしらの義理がある、などの事情で「入ってあげたい」、「入らないといけない」ということであるなら、それはもう個々人の判断だろう。

流石に潰れることはないと思うので、お付き合いと割り切るなら入ってあげても良い。

マニュライフの営業マンは、今、相当な苦境に立たされているので、かなり喜ばれるだろう。

参考コラム:「お付き合い保険」の断り方と「お付き合い保険」に入るメリット

口コミ・評判(販売側から)

なし

謝礼Amazonギフトカード300円!! アナタの口コミ教えて下さい!!
保険会社勤務、代理店勤務の方でも、販売現場の情報や、当サイトで指摘していない弱点(デメリット)などには謝礼(amazonカード300円)をお支払い致します。

口コミ・評判(契約者から)

なし

検討した方がいい他社商品

類似商品はないが、やや日本国内大手の総合型パッケージ商品に似ている

各社の総合保障(パッケージタイプ)一覧

編集後記

約款

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