提供会社:チューリッヒ生命
商品名:定期保険プレミアムDX(定期保険)
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この保険の弱点はここだ!!
チューリッヒはスイスを本拠地として、ワールドワイドに保険事業を営んでいる。
日本では自動車保険などのイメージが強いが、生命保険の分野も医療保険を中心に開拓している。
定期保険でもなかなか意欲的な取り組みをしていて、2019年8月現在の状況で言えば、「最安値」に近い保険料を提示している。
但し、いくつか条件がある。
弱点1 非喫煙健康体型割引が使えないと話にならない
まずは以下の表を見て頂きたい。
死亡保障1,000万円、保障期間10年で男女ともに30歳から10歳刻みで60歳までを比較したもの。
死亡保障1,000万円。男女 30歳、40歳、50歳、60歳の比較
各年齢でチューリッヒより「安い保険料」は赤字にしている。
チューリッヒの定期保険には2つの保険料形態がある。
非喫煙健康体型と標準体型
非喫煙健康体型は
・タバコを吸わない
・血圧に異常がない
という2つの条件を満たした場合にうけられる「割引価格」で、これが他社と比べると相当安い。
しかし、これをクリア出来ないと「標準体型」となり、この保険料はバカ高く、とても他社と勝負出来る金額ではない。
チューリッヒ自身も「非喫煙」+「標準体型」を満たす人だけをターゲットにしているのだろう。
つまり最安値と言っても「条件付」である。
タバコを吸う、血圧がちょっと高い、という方はそもそもこの保険には適合せず、ライバルであるメディケアやSBI生命などの方が良いだろう。
なお、上記の表を見ると楽天のスーパー定期も安い印象を受けるが、この商品は30歳、35歳など「5歳刻み」で保険料が上がる仕組みで、その年齢をまたぐと保険料がUPするという特殊な商品。
他の商品は全て10年間保険料が上がらないが、楽天だけは頻繁に保険料UPを迎える。
入った時は安いが、すぐに保険料が上がる
という特性があるので、「トータルでいくら支払うのか?」ということをしっかり検討した方が良い。
このあたりの詳細は楽天生命 スーパー定期保険をご参照頂きたい。
弱点2 若い年齢層の女性で弱い
表を見ても、30歳女性、40歳女性では
割引制度を適用しても
保険料で他社に負けている。
これらの方々はチューリッヒを選ぶ理由はないだろう。
検討した方が良い他社商品
タバコを吸う、血圧が高い、もしくは低い方は・・・
保障期間が短くて良い方は・・・
30代、40代の女性は・・・・