Q2 「死亡」に関すること
アナタは結婚されているとのことですが、お子さんはいらっしゃいません。
そんなアナタはご自身が死亡した時の保障についてはどう考えていますか?
下記の2つから「考え方が近いほう」を選んでください。
必要ない!!
「必要ない派」の意見
・うちの夫婦は経済的にそれぞれが自立している。要は「独身者が2人でいる」ようなものだから、一方が死んでも、もう一方はしっかり生活していける。
・二人で貯めたお金や資産(株、不動産など)もある。1人残してしまうのは申し訳ないが、保険に変わる遺産は残せるので、それで十分。
・パートナー(妻、夫)はパート程度の仕事なので収入は少ないが(もしくは専業主婦なのでゼロ)、自分がいなくなればフルタイムで働くしかない。1人であれば十分生きていける。生きている間は頼ってくれても良いが、死んだら自分で頑張れ。甘ったれるな!!
必要だ!!
「必要派」の意見
・一生を一緒に歩んでいくはずだったのに、あまりに早い段階で1人にしてしまうのは申し訳ない。多少のお金は残してあげたい。
・2人の貯金になりながら、死亡した時に多少の保険金になるような「貯蓄型保険(終身保険や養老保険など)」であれば、資産運用の一環として入っても良いと思う。
・パートナー(妻、夫)はスキルや資格もなく、働くといっても高収入は難しい。自分がいない以上、収入源を補填する必要はある。
・夫婦2人だが、それぞれの親がおり、経済的、肉体的にも親を支えている。自分が死んだ場合、自分の親もパートナー(妻、夫)に押し付けることになり、そうなればやはりお金を遺してあげなくてはいけない。
保険まとめ編集部からのアドバイス
ご夫婦2人でお子さんがいらっしゃらない場合、統計的には9割程度が「共働き」です。
それぞれが働いていらっしゃるので、基本的な考え方は「独身者が2人」ということになります。
双方が経済的に自立しているのであれば、保険は必要ない、とも言えます。
但し、縁があって結婚した以上、
「あとは1人で何とかなるだろ?頑張って!!」
というのも少々冷たい気もします。
また、実際問題として、残された方は結構大変です。
お葬式、お墓、その後の四十九日、一回忌などなど、人が死ぬとその後イベントが盛り沢山なので、それらを仕切るのは一苦労です。
逆に「自分がやることになったら・・・」と想像すれば、その大変さ、億劫さは想像がつくでしょう。
また、場合によっては自身の両親などの面倒も見てもらう可能性もあり、元々は他人だったことを考えれば、この手の「作業」を押し付ける以上、多少のお金は残してあげた方が良いかもしれません。
なお、筆者の経験では、共働きであっても、奥様は死亡保障に入っていないことが多いです。
旦那さんの方が年収が高ければ「私(妻)が死んでも問題ないでしょ?」という感じなのでしょう。
逆に、旦那さんが亡くなった場合には「生きていけないわけじゃないけど、結構大変・・・」というケースが大半です。
特にお子さんがいらっしゃらないと、遺族年金などの国からの補償もないため、何の補助もありません。
このようなご夫婦の場合、それほど大きな金額でなくても良いので、保険はあった方が良いです。