Q2 「死亡」に関することについて質問です
今までのご回答
Q1 既婚、子供なし
アナタは既婚ですが、お子様はいらっしゃいません。(以後、既婚・お子様なし、と表記)
そんなアナタに質問です。
保険に入る主な目的の一つでもある「死亡した時の保障」について、アナタはどのようにお考えですか?
必要ない!!派、必要!!派両者の意見、そして当サイト(保険まとめ編集部)からのアドバイスを元に「お考えに近いほう」を選んでください。
A1 必要ない!!「必要ない派」の意見
・結婚しているが、パートナー(妻や夫)も仕事をしていているので、自分が死んでも生活に困ることはない。
・二人で貯めてきた貯蓄もあるので、当座はそれで暮らせるから死亡の保険は要らないのでは?
・パートナーの実家は資産家で裕福。自分が死んだとしても何の問題もない。
・自分が死ねば、自宅のローンは全て消える。保険金は必要ないだろう。
・子供もいないので、死んだ後はお互い自己責任では?
・ないよりはあった方が良いとは思うが、どうもピンとこない。保険にお金を使うなら、今は旅行やグルメなど二人で人生を楽しみたい。
A2 必要!!「必要派」の意見
・縁があって結婚した相手。自分が死んだ後に「何もない」というわけにはいかない。多少のお金は遺してあげたい
・妻(もしくは夫)も仕事はしているが、自分に比べ収入は少ない。自分が死亡してしまったら経済的には困窮するだろう。何かしらの保険は必要。
・妻(もしくは夫)は専業主婦(主夫)。それなりの保険金を遺さないといけない。
・自宅を共同名義で購入しているため、自分が死亡した場合、自分の分のローンはなくなるが、それでも残額を一人で支払っていくのは大変。お金は遺してあげないと
・論理的には「なくても良い」とは思うのだが、やっぱり結婚している以上「何となく(奥さんからのプレッシャー)」は必要だと思う・・・
・死亡保障が欲しいというわけではないが、終身保険などの「貯蓄」を兼ねられるものであればあっても良い。
保険まとめ編集部からのアドバイス
既婚・お子様なしのご夫婦の場合、経験上、7割くらいは「何かしらの死亡保障に入っている」という印象です。
結婚したタイミングで、保険を見直したり、新規で加入するケースが多いです。
実際にはお子さんがいらっしゃらないご夫婦の場合、90%以上が共働きなので、少々冷めた目線で見れば
「独身の方が二人でルームシェアしているだけ」
という見方も出来ます。
こう考えれば、一方が死亡した場合、保険金はなくても良い気もしますが、しかし、やはりこれは「冷めた目線」なのかもしれません。
実際には
「結婚=もう一方に対して責任を負う(特に男性が女性に対して)」
という社会通念上の考え方があり、また女性側からすれば夫が死亡したことによる経済的・精神的損失は少なくありませんから、
それなりのお金は遺しておかないといけない
と考える方が多いのでしょう。
そういう意味では、既婚・お子様なしのご夫婦における死亡保障は、実際の必要性よりは、結婚という「契約」に付随するオマケ的な要素が多いのかもしれません。
しかしながら、特殊な事情がある場合もあります。
例えば、
・パートナーが専業主婦(主夫)である
・パートナーに健康上の問題があり、働けない
・家のローンが共同名義になっているが、実質的に返済しているのは夫。
夫が死亡すれば夫の分のローンはなくなるが(団体信用生命保険)それでも妻の割合(50%など)は残り、一人でその返済をするのは負担が大きい
・夫(もしくは妻)の両親と同居しており、片方が死んだからと言って義理の父・母を残して家を出るわけにはいかない
などなど、このような場合には、やはり死亡保障が必要になってきます。
なお、既婚・お子様なしのご夫婦で、死亡保険に入る場合は、主に以下の3つのタイプがあります。
1 ネット生保などの安い定期保険に
このプランに適した方はこんな人!!
新婚さんなどが多いです。将来、お子様がいつ生まれるか?それとも出来ないか。家はいつ買うのか?それともずっと賃貸か。まだまだ将来のことが分からないので、今の時点であまり大きな保険には入らず「とりあえず死んだら1,000万円。それをなるべく安い保険料で」というような発想です。
2 収入保障型の定期保険
このプランに適した方はこんな人!!
死亡した場合、毎月一定金額(10万円など)がお給料のように支払われるのが収入保障保険です。
遺された方は、死亡した後も定期的な収入を得ることが出来るので、経済的にはかなり安心出来ます。
給与格差が激しい方(夫の方が妻より給与が2倍高い、など)が、長期間の生活費の補填を目的に入る場合が多いです。
3 「貯蓄&死亡」を兼ねた終身保険
このプランに適した方はこんな人!!
保険には終身保険や、死亡保障付年金商品など、死亡と貯蓄がセットになったものがあります。
特に最近ではドル建タイプや、株式などに連動する変額タイプも出ているので、長期の資産形成をしたい方に人気があります。
どちらかと言えば、貯蓄がメインで、死亡保障はオマケ(死亡時には多少役に立つだろう、という程度)という考えで入る方が多いようです。
それなりに余裕がある方が選ぶプランです。
以上、必要ない派、必要派、双方の意見、そして保険まとめ編集部のアドバイスをご紹介しました。
さて、アナタは死亡保障についてどのように思われますか?