提供会社:メディケア生命
商品名:メディフィット定期(定期保険)
この保険の弱点はここだ!!
メディケア生命は住友生命の子会社。
2019年8月現在の状況で言えば、定期保険の分野ではかなりの有力プレイヤーと言える。
保険料の安さで言えば、このメディケアと、チューリッヒ、SBI生命の三つ巴という感じか。
ライバル達との比較を見ていこう。
弱点1 条件次第では、保険料で他社に負ける
まずは以下の表を見て頂きたい。
死亡保障1,000万円、保障期間10年で男女ともに30歳から10歳刻みで60歳までを比較したもの。
-死亡保障1,000万円。男女 30歳、40歳、50歳、60歳の比較
各年齢でメディケアより「安い保険料」を赤字にしている。
VS チューリッヒ生命 定期保険プレミアムDX 非喫煙優良体型
チューリッヒ生命には「非喫煙優良体型」という割引制度がある。
これは、
・タバコを吸わない → 非喫煙
・血圧に異常がない → 優良体型
という2つの条件をクリアした場合に適用される「割引価格」で、これに当てはまるとグッと保険料が安くなる。
逆にこれが使えない場合の保険料(通常の料金)は「超高い」ので、まず入る人はいないだろう。
メディケア vs チューリッヒで見ると、30代、40代の女性以外は全てチューリッヒの方が安い。
チューリッヒというと、日本では損保の印象が強いが、ワールドワイドでは大きな会社でもあるので、信用度で言えば住友生命がバックのメディケアと遜色ない。
保険料が安いのであればチューリッヒに軍配が上がる。
VS 楽天生命 スーパー定期
上の表を見ると楽天の方が安い印象を受けるが、実は裏がある。
楽天のスーパー定期は「1年更新」の定期保険で、30歳~34歳、35歳~39歳など、5歳刻みで保険料が決まっている。
つまり、その年齢(30歳とか35歳)の年齢をまたぐと保険料が上がる仕組み。
メディケア生命 10年間保険料が変わらない
楽天生命 5歳刻みで保険料が上がる
このように保険料の「上がり方」に違いがあるので一概には比較出来ない。
例えば「10年間加入するとすればトータルでいくら払うのか?」という考え方で比較すると良い。
本サイトの調べでは、10年間では楽天生命の方が高くなるケースが多いので、見た目の安さに騙されない方が良い。
このあたりの詳細は「楽天生命 スーパー定期保険」をご参照頂きたい。
また、楽天のスーパー定期には高額割引がない。
高額割引は保障金額が大きくなればなるほど「割引が効く」という制度。
例えば保障金額1,000万円で保険料が1,000円だとする。
通常であれば保障金額をその「倍」の2,000万円にした場合、保険料も2,000円になるのだが、高額割引があると、これが1,900円とか1,800円になる。
要は「まとめて買っているので安くなる」ということなのだが、この制度が楽天にはない。
逆にメディケアにはある。
そのため保障金額が2,000万円を超えるような場合には、メディケアの方が安くなることが多いので有利。
VS SBI生命 クリック定期!NEO
チューリッヒは「割引制度」があり、楽天は「1年更新」であるため、メディケアとは商品の特性が違う。
「誰でも(タバコを吸う人でも)」、「10年間更新なし」
という同じ条件で見れば、メディケアの最大のライバルになるのがSBI生命だろう。
表を見ると、男女ともに30代、40代ではメディケア、50代以降ではSBI生命が勝っている。
若い人はメディケア、中高年はSBIという感じか。
ブランド力としては、筆者の感覚ではメディケアの方が強い。
やはりバックに住友生命がいるのは強い。
対してSBI生命も、そのバックにはSBIグループがいるが、保険に関しては畑違いという印象もある。
保険料が安い、もしくはほとんど変わらないのであれば。筆者ならメディケアにする。
検討した方が良い他社商品
タバコを吸わない、血圧に異常がない方は・・・
男女ともに40歳過ぎの方は・・・・
保障期間が短くて良い方は・・・