アナタへのアドバイス!!
今までのご回答
Q1 既婚、子供なし
Q2 死亡保障 必要なし
Q3 医療保障 必要なし
Q4 就業不能保険 必要なし
Q5 貯蓄保険 必要
はい、お疲れ様でした。質問は以上です。
アナタは保険に対して「万が一の時の保障」より「貯蓄機能」に注目されているようです。
おそらくは、死亡、入院、就業不能などのリスクに関しては「それなりの貯金(資産)がある」もしくは「双方にしっかりとした収入がある」ということで、いざとなれば何とかなるという状況なのかと思います。
但し、貯蓄に関しては「増えるなら興味がある」という感じなのかもしれません。
前ページでも述べましたが、改めて「保険で貯蓄する」メリット・デメリットを整理してみましょう。
メリット
・簡単(毎月保険料を定期的に引き落としてくれるので、手軽に積立が出来る)
・低リスク(株式、投資信託などに比べリスクが低い)
・あらかじめどの程度増えるか確定(利率が確定しているものが多く、将来の投資結果が読める)
・節税効果(生命保険料控除、年金保険料控除などを利用することで還付金を得られる)
デメリット
・長い(一度始めると最低でも10年以上は続けないと損をする)
・手数料が高い(保険会社に取られる手間賃がかかる)
・それなりしか増えない(安全性は高いが、株や不動産などに比べると薄味)
保険で貯蓄をする場合には、これらのことを理解した方が良いでしょう。
では、具体的にはどのような商品が良いのでしょうか?
まず「保険全般に興味がない」とお答えになっているので、貯蓄だけにフォーカスすると、検討対象の一番目としては「年金商品」を挙がるでしょう。
年金保険は、円 or ドルなどで毎月積立をするもので、60歳、もしくは65歳までそれを継続し、その後貯めていたお金を「年金形式」で受け取ることが出来ます。
また、年金保険料控除枠の対象にもなりますので、年間8万円以上を支払えば、4万円の控除を受けることが出来ます。
控除の結果、どの程度のお金(還付金)が戻ってくるのかは、アナタの所得税の税率次第ですが、高所得になればなるほど、その税率は高いので、同じ「4万円控除」であっても還付されるお金は増えます。
次の候補としては、死亡保険付の貯蓄型保険があります。
アナタは死亡保障には「興味がない」とお答えになっていらっしゃいますが、実は貯蓄型保険の多くは、死亡保障がセットになっています。
一例を挙げると、
・終身保険(円/ドル)
・死亡保障付年金保険(円/ドル)
・特定疾病保障型終身保険(円/ドル)
などです。
円やドルの「終身保険」は死亡時に、1,000万円や10万ドルなどの保険金が受け取れる「死亡保障」が用意されていながら、将来、解約すれば「支払った以上のお金が戻ってくる(解約返戻金)」という機能もあるため、保険&貯蓄を同時に実現出来ます。
また、基本的には年金保険なのですが、年金開始までに死亡した場合、一定の死亡保険金が用意されている「死亡保障付ドル建年金保険」や、死亡だけでなく、がん、急性心筋梗塞、脳卒中の時にも保険金が貰え、かつ貯蓄機能もある特定疾病保障型終身保険など。
「死亡と貯蓄」を兼ね備えた商品は各社からかなりの数が販売されており、前述の年金商品より商品数は多いです。
なお、大変ややこしい話なのですが、純粋に貯蓄だけをする「年金保険」より、何故か死亡保障が付いている商品の方が、将来のリターン(返戻率)が高いことも多々あるので、そうなると
「返戻率が良いのならオマケとして死亡保障があっても良いかも」
と思う方もいらっしゃいます。
また、死亡保障が付いている場合、こちらは「生命保険料控除枠」となるので、先の年金商品の「年金保険料控除枠」と2つを併用することも可能になります。
このような商品を比較するのは、なかなか骨が折れます。
各商品の商品情報は、保険会社のサイトなどでかなり細かく取れますが、それでも自分の性別、年齢での設計書がないと、保険料、返戻率などは分かりません。
そのため、貯蓄系の商品を検討するなら、保険ショップなどを訪問することをオススメ致します。
「貯蓄系の商品を検討したい」
そう依頼すれば、年金保険から、死亡保険付保険まで、アナタの生年月日での設計書を一覧で並べてくれます。
保険ショップには各保険会社の情報が集まっており、短時間で大量の情報が手に入ることが最大の魅力です。
また、FP資格(フィナンシャル・プランニング)などを保有している相談員なら、投資におけるアナタの考え方や、取れるリスクをヒアリングし、大量の商品群の中から適切な商品をいくつか提示してくれるはずです。
これらの情報とアドバイスはアナタの検討作業を飛躍的に効率化してくれることでしょう。
以下が当サイトが自信を持ってオススメする保険ショップです。