アナタへのアドバイス No.da11

アナタへのアドバイス!!

今までのご回答
Q1 既婚 お子様なし
Q2 死亡保障   必要
Q3 医療保障   必要なし
Q4 就業不能保険 必要
Q5 貯蓄保険   必要なし

はい、お疲れ様でした。

質問は以上です。

結果、アナタのニーズは「死亡保障」と「就業不能」ということが分かりました。

「死亡」も「働けない」も、人生にとっては最大のリスクでしょう。

その2つに「備えておきたい」とお考えのアナタは、保険の本質を理解していると思います。

なお、保険で貯蓄することには「興味がない」とおっしゃっているので、死亡保障も就業不能も「掛け捨て」から選択することになると思います。

また、死亡保障と就業不能は「極めて相性が良い」分野でもあります。

その2つのニーズを1つの商品で満たすようなものが、各社より多く販売されているからです。

その話は追々するとして、まずは死亡保障の基礎的なところを抑えましょう。

掛け捨ての死亡保障には、大きく分けて2つの商品群があります。

「箱型定期」と「収入保障型」です。

箱型定期はこんな形をしています。

30歳で加入すれば、10年間、40歳まで1,000万円を保障してくれます。

この間に亡くなった場合、パートナーさんが1,000万円を受け取れるということですね。

箱のような形をしているので「箱型」と呼ばれます。

一方、収入保障はこんな形です。

収入保障保険は、別名「お給料保険」とも言われます。

例えば、30歳で加入し、すぐに亡くなってしまったような場合、毎月10万円を60歳まで、毎月「お給料のように」払ってくれます。

残されたパートナーに対して、死後も毎月お金を渡すことが出来るのです。

但し、55歳で亡くなった場合、「終了」は60歳と決まっているので、毎月10万円も5年で終わってしまうことになります。

箱型定期は、いっぺんに「ドン!!」と払われますが、収入保障は「毎月コツコツ」ということですね。

どちらが良いか?

これは難しい問題ですが、ご結婚されている方はわりと収入保障の方を選ぶ方が多いようです。

一度結婚を誓った相手に対して義務を果たすという意味でも、死後「定期的な収入が続く」というのは、精神的な安心感があるのでしょう。

では次に働けない時の保険「就業不能保険」について解説していきます。

就業不能保険の商品は大きく「公的制度連動型」と「医師の診断重視型」の2つに分けることが出来ます。

公的制度連動型は、「要介護1以上」、「障害手帳3級以上」、「障害等級2級以上」など、国の制度で介護の程度や障害を認定されれば、お金が払われます。

一方の「医師の診断重視型」は、もう少し実態に即していると言いますか、先に挙げたような国の制度に認定されていなくても、病気などで「自宅で絶対安静」などと医師が診断すれば、それで支払い対象となります。

どちらも一長一短があります。

この2つで大きく判断が分かれるのが「がん」です。

がんの場合、入退院を繰り返しているような状態では、なかなか介護や障害の認定は受けられません。

肺がんなどで酸素吸入が必須だったり、脳腫瘍で寝たきりになってしまったり、そのような状態で介護や障害の認定を受けることはありますが、極めて稀で、がんの場合、見た目はそれほど変わらないことも多いので、なかなか介護、障害の認定は受けられないことが多いです。

このような状態では「公的制度連携型」は支払い対象外ですが「医師の診断重視型」であれば、払われる可能性が高いです。

一方、交通事故などで下半身不随になってしまったような場合は、公的制度連動型の方が強いです。

1級障害などに認定されれば、当然、お金を受け取れますが、一方の「医師の診断重視型」の場合、車いすで両手が使えるのであれば、医師は「働けない」とは認定しません。

実際、車いすでも健常者なみ、もしくはそれ以上にバリバリ働いている方もいらっしゃいます。

また、職場の理解があり、配置転換などで仕事を続けられる場合も多く、そうようなケースでは当然ながら「医師の診断重視型」では給付は受けられません。(公的制度連携型は仕事をしていても払う)

どちらも、メリット・デメリットがあるのですね。

ちなみに、公的制度連動型は、「死亡保障」のご説明で先にご紹介した収入保障型のオプションとして提供されていることも多いです。

通常、収入保障型は「死亡/高度障害」が支払い対象なのですが、その範囲を広げ「働けない時(1級/2級障害、要介護など)」でも保険金を支払うといったものがあるのです。

これならば、死亡と、働けない時の保障を同時に満たすことが可能です。

対して、「医師の診断重視型」は、死亡保障とセットになっているものはなく、それ単体、つまり「働けない時だけの保険(就業不能保険)」として存在していることが多いです。

こちらを選ぶ場合、死亡保障は別途考えないといけない、ということですね。

つまり、組み合わせとしては、以下の2つがあるのです。

パターン1 死亡と就業不能がセットになった「1つの商品」に入る

パターン2 死亡と就業不能を別々に選び、それぞれ「2つの商品」に入る

以上が、死亡と就業不能の2つを検討する時のポイントです。

保険ショップをうまく活用しよう!!

今まで述べてきましたが、死亡保障の比較はわりと簡単です。どこの商品も似たようなものが多く、単純に保険料だけで比べることが出来るからです。

一方、働けない時の保険「就業不能保険」に関しては先に述べた通り「働けない」の定義が会社ごとに異なるため、その差を理解するのは比較は素人ではかなり難しいでしょう。

率直に言えば、就業不能保険に関してはプロのアドバイスを受けた方が良いかと思います。

ご自身で判断しても良いのですが、いざ「働けない」となった時に、支払条件に該当しないというようなことが起こってしまうと意味がないからです。

これらの商品の検討では是非、保険ショップに行かれることをお勧め致します。

保険ショップのメリットは「短時間で大量の情報が集められる」ということです。

1時間程度の面談で、死亡保障/就業不能保険について、各社の商品のメリット・デメリットを分かりやすく解説してくれます。

昨今、ネットでもかなり多くの情報を取れますが、就業不能保険に関しては、約款の細かい部分や実際の支払い事例については、プロしか情報を持っていません。

以下は当サイトが自信をもってお勧めする保険ショップです。

しっかりとした教育を受け、FP(ファイナンシャルプランニング)資格などを保有したプロフェッショナルが、アナタの疑問と要望に答えてくれるはずです。

また、昨今はしつこく営業してくるような「昔気質の保険屋」はいませんから、安心してください。

まずは気軽にご相談してみてはいかがでしょうか?