この保険の弱点はここだ!メディケア生命 メディフィット収入保障

提供会社:メディケア生命

商品名:メディフィット収入保障

基本商品の競争力

参考:割引・年齢毎の保険料が気になる方は、
『収入保障 各社の保険料比較』
をご覧いただきたい。

フローチャートでまるわかり!5つの質問!アナタに必要は保険はこれだ!!

メディケア生命は住友生命の子会社。

そこが提供しているメディフィット収入保障には、

・非喫煙割引(タバコを吸わない)

・健康体割引(BMI、血圧に問題ない)

2つの割引サービスがある。

改定前は、2つの割引サービスが適用されても保険料ランキングでは下位に甘んじていたが、
満を持して11月に保険料の改定を行った。

改定後の保険料ランキングは、2、3位あたりに落ち着いている。

収入保障の保険料比較 非喫煙割引+健康体割引した場合(リンクはこちら)

なお、割引が適用されない場合の保険料は割高なため、選択肢からは外れるだろう。




特約(オプション)について

-3大疾病保険料払込免除特約

3大疾病で所定の事由に該当した場合、以後の保険料の払込が免除される。

所定の事由は、次項の「弱点2」にて詳しく説明する。

 

参考:割引・年齢毎の保険料が気になる方は、
『収入保障 各社の保険料比較』
をご覧いただきたい。

各社の収入保障保険の☆評価一覧はコチラ

フローチャートでまるわかり!5つの質問!アナタに必要は保険はこれだ!!

本商品の弱点・デメリット

弱点1 「健康体割引だけ」の適用が出来ない。

非喫煙割引と健康体割引の条件は以下の3項目。

①タバコを吸わない

②BMIが、18以上27未満

③血圧値が、最高140mmHg未満、最低90mmHg未満

全て満たしている場合・・・非喫煙優良体
①のみ・・・非喫煙標準体
①を満たしていない・・・標準体(喫煙者料率)

注:上記の「健康体割引」の項目は割引制度の適用を受けるための最低限の条件であり、その他にも健康診断の結果や病院での診査結果を見る。条件をクリアしていても、他に病気をしているような場合には、割引適用が受けられないこともあるので注意が必要。

これは少々分かりにくいので、注釈が必要。

他社の割引制度では、

タバコを吸わない → 非喫煙割引

BMI、血圧に問題なし → 健康体割引

と別個の2つの割引制度であるが、メディケアの場合はこの2つが「連動」している。

例えば、「タバコを吸う」場合、いくら健康に自信があっても標準体と判断されてしまい、「健康体割引」が使えない。

他社であれば、タバコの話とは別で「健康体」であればその割引が使えるのだが、何故かメディケアではタバコと健康がセットになっている。

これは契約者にとってはマイナス。

つまりは、「タバコを吸わない」ということが割引対象となる最低条件となる。

「タバコを吸う」場合は、もともと割引制度を用意していない。誰でも同じ保険料で提供するアクサダイレクトやオリックス生命の方が安い。




弱点2 3大疾病保険料払込免除の条件は「かなり緩い」
しかし、本当に必要か?

払込免除となる事由は、

-がん(上皮内がんも含む) … 診断確定されたとき

-急性心筋梗塞 … 手術、または入院
-急性心筋梗塞以外の心疾患 … 手術、または20日以上の入院

-脳卒中 … 手術、または入院
-脳卒中以外の脳血管疾患 … 手術、または20日以上の入院

ポイントは、がんに「上皮内がん」も含められていること、急性心筋梗塞、脳卒中以外にも「心疾患」「脳血管疾患」と該当範囲が広いこと。また「手術を受けた時」「入院」が含まれている。

これらの条件は、他社と比べ「かなり緩い」といえる。

がんについては「診断された時」というのは、他社も同じ。

しかし、他社では、心疾患の部分が急性心筋梗塞のみ、脳血管疾患が脳卒中のみとなっているところが多く疾病の範囲が広いことはメリットと言える。

また、払込免除の条件に「60日以上の労働の制限」などを挙げる会社が多く、本商品のように「入院」「手術」だけで支払免除になる点も優れている

保険料は基本契約の保険料の6%程度で、収入保障保険の保険料が3000円であれば、プラス200円で付けられる。

これも払込免除としては内容に照らし合わせれば「安い方」と言える。

しかし、安易には付けないこと。

そもそも収入保障保険は保険料が数千円であることが多く、それが家計の負担になっているケースがどれほどあるのか?

例えば、こんな例を見てみよう。

30歳で契約 保険期間は60歳まで

保険料は3000円+特約200円

45歳でがんになり。以後、保険料免除となる。

免除される保険料は、45歳から60歳までの保険料だから、

3200円×12ヶ月×15年=57万6000円

ということになる。

それに対し、今まで支払ってきた「特約の保険料」は、

200円×12ヶ月×15年(30歳から45歳)=3万6000円

つまり、3万6000円支払って、57万6000円の保険金を貰ったようなもの。

あくまで個々人の好みの問題だが、筆者のような保険のプロからすれば、払う「保険料」も、受取る「保険金」も小さすぎて

どっちでも良い

という感想。

保険はあくまで、自分の力ではどうにもならない時のために入るものであって、小銭を貰うためのものではない。

がん、心筋梗塞、脳卒中になったからと言って、その後、全員が

3000円も払うのが厳しい状況(働けない状況)

になるわけでもない。

更に言えば、もし万が一そういう状況になってしまったのであれば、毎月3000円程度を免除されたところで「焼け石に水」と言える。

何とも細かい特約だと思うが、保険料も安いので、何となく付けてしまう人も多いかもしれない。

このあたりは好みだろう。

なお、筆者は基本的に払込免除特約には否定的なので、(詳細は以下のコラム参照)そもそも必要性は感じない。

参考コラム:
払込免除特約について悩まれている方は・・・
『保険に「払込免除特約」は必要か?』
をご覧いただきたい。

フローチャートでまるわかり!5つの質問!アナタに必要は保険はこれだ!!

参考:割引・年齢毎の保険料が気になる方は、
『収入保障 各社の保険料比較』
をご覧いただきたい。

各社の収入保障保険の☆評価一覧はコチラ




比較した方が良い他社商品は?

-保険料の比較から

本サイト調査のランキングでは、「非喫煙割引」、「健康体割引」の2つが使える。という前提条件では以下の3社がライバル。

FWD富士生命 FWD収入保障 ★★★★☆

SOMPOひまわり生命 じぶんと家族のお守り ★★★☆☆

ネオファースト生命 ネオdeしゅうほ ★★☆☆☆

保険料比較はコチラ(非喫煙&健康体割引の適用の場合)

改定履歴

・2018年11月2日
保険料の改定

・2020年4月2日
「特定3疾病払込免除特約(20)」の新設により払込免除の範囲拡大

 

参考:割引・年齢毎の保険料が気になる方は、
『収入保障 各社の保険料比較』
をご覧いただきたい。

各社の収入保障保険の☆評価一覧はコチラ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。