提供会社:メットライフ生命
商品名:収入保障保険マイディアレスト
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基本商品の競争力
参考:割引・年齢毎の保険料が気になる方は、
『収入保障 各社の保険料比較』
をご覧いただきたい。
フローチャートでまるわかり!5つの質問!アナタに必要は保険はこれだ!!
メットライフ生命 収入保障保険マイディアレストは、その商品名にもある通り収入保障保険タイプの保険で、ネット経由、もしくは対面販売で加入が出来る商品である。
収入保障保険を販売している同業他社では、
・非喫煙割引、健康体割引という「2つの割引制度」
・割引制度は一切ないが、保険料そのものが安い(しかし、割引制度がある会社よりは高い)
という2つに分かれるが、本商品は「非喫煙(タバコ)割引」のみが導入されてる点が面白い。
多くの会社で導入されている健康体割引がないため、
「タバコは吸わないが、健康体割引が適用される自信がない」
という方にとっては、本商品が検討対象になりえる。
本サイトの調べでは、そのような方にとってはトップクラスに安い会社である。
保険料比較はコチラ(非喫煙割引のみを適用の場合)
30歳から45歳まで5歳刻みで見てみると、30歳を除く全ての年齢で最も安い。
しかし、更に「健康体割引」も受けられるのであれば、より安い保険会社もあるため、本商品は検討から外れる。
保険料比較は、コチラ(非喫煙&健康体割引を適用の場合)
また、「非喫煙割引」が適用されない場合の保険料は他社に比べ割高であるため、他に良い選択があるだろう。
参考:割引・年齢毎の保険料が気になる方は、
『収入保障 各社の保険料比較』
をご覧いただきたい。
各社の収入保障保険の☆評価一覧はコチラ
フローチャートでまるわかり!5つの質問!アナタに必要は保険はこれだ!!
特約(オプション)について
-三大疾病月払給付金特約
三大疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)になった時に、あらかじめ契約しておいた月額給付金を「2年間」受け取れる特約。
これらについては、次項で詳しく解説する。
本商品の弱点・デメリット
弱点1 健康体割引が使えるなら本商品は候補から外れる
冒頭でも述べたが、本商品は
・タバコは吸わないが(非喫煙割引は使える)
・健康には自信がない(健康体割引は適用不可)
注:肥満体系、血圧が高い、など
という方には保険料も安く、良い選択肢になり得る。
つまり、本商品が強いのはかなり限定的なマーケットである。
もし、タバコを吸わない上に、健康に問題がなく、他社商品に設定されているような
・非喫煙割引
・健康体割引
の2つを使えるなら、本商品より保険料が安い商品は他に多くある。
健康体割引が使える人には、本商品は「ハマらない」という点では弱点と言えるだろう。
弱点2 保障金額の選択肢が少ない
本商品は商品設計の自由度が低い。
保険金額を
・10万円
・15万円
・20万円
からしか選択出来ない上に、年齢によっては、選択肢が少なくなっている。(年齢がさがると15万円や20万円が選べなくなる)
また、保険期間は、60歳、65歳からの2通りからだけなので、
「子供の大学卒業に合わせて57歳まで、13万円の保障が欲しい」
というような、細かいニーズには対応出来ない。
近いところで「60歳まで15万円」というプランを選ばざるを得ないだろう。
余計な保障は、その分、余計な保険料を支払うことになるので、ここは要注意。
弱点3 三大疾病月払給付金特約は「2年間しか」受取れない
三大疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)になった時に、あらかじめ契約しておいた月額給付金を「2年間」受け取れるが、本当に必要か考えること。
当然、これは特約(オプション)であり、その分の保険料は別途必要になる。
なお、支給条件は以下の通りで、これは他社に比べ「かなり緩い」と言える。つまり、支払われやすい。
-がん(上皮内がんも含む)・・・診断確定されたとき
-心疾患・・・手術を受けた時、または、20日以上の入院
-脳血管疾患・・・手術を受けた時、または、20日以上の入院
がんに関しては、他社でも「診断確定」を支払い条件に挙げる会社は多く、そこでの差がないが、心筋梗塞や脳卒中は他社では「2ヶ月間(60日)以上、働けないこと」などが一般的。
また、手術だけで支払い対象になるのは、本商品の強い特徴と言える。
心筋梗塞に関してはわりとすぐに手術を行うが、と言っても現在の主流はカテーテル手術で、胸まで開いて行うような大手術は稀。
そして、本商品はそのカテーテル手術でも支払い対象になるため、その点は評価できる。
脳疾患に関しても、緊急手術を行う可能性は高く、本商品では支払い対象となる。
しかし、ネックは「2年間」という期間だ。
例えば、この特約で「三大疾病の時に毎月10万円」という契約をしていた場合、2年間の総受取金額は、
10万円×12ヶ月×2年=240万円
となる。
手術後、すぐに日常に復帰できるのであれば
「ここまでのお金はいらない」
逆にがんや脳疾患で治療が長期化した場合、
「こんな金額では足らない」
ということになる。
特に傷病手当(怪我や病気で働けない時、給与の2/3を1年6ヶ月補償してくれる国の制度)が終っても完治しないような場合、仕事をすることが出来ず金銭面では困窮するケースもある。
そのような状況でも、この保険の給付は「2年間で打ち切り」となるため、役には立たない。
何とも中途半端で「帯に短したすきに流し」と言った感がある。
安易に飛びつく前に、この特約の保険料がいくらで、総額いくら払うのか?ということはしっかり計算した方が良い。
例えば、30歳男性 保険期間:60歳 年金月額:10万円 非喫煙割引適用の場合、特約の保険料は、1,470 円
1,470円を30歳から60歳までの30年間支払うとトータルでは約53万円になる。
1,470円×12ヶ月×30年間≒53万円
これに対して、給付は10万円が2年間(24ヶ月)だから、240万円ということになる。
53万円払って240万円。保険としてもそれほど魅力的ではない。
しかも「60歳まで」の保障なので、その間にがんや心筋梗塞、脳卒中を患う人は多くはない。
実際の保障の必要性の面からも、数字上の面からも
付けなくて良いのでは?
と思う。
フローチャートでまるわかり!5つの質問!アナタに必要は保険はこれだ!!
参考:割引・年齢毎の保険料が気になる方は、
『収入保障 各社の保険料比較』
をご覧いただきたい。
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比較した方が良い他社商品は?
-保険料の比較から
本サイトで調査したところ、
タバコを吸わない(非喫煙割引適用)、しかし健康体割引は使えない。
という条件での保険料は確かに安い。しかし、前述のように設計の自由度が低い。
保険料比較はコチラ(非喫煙割引のみを適用の場合)
こんな方にとっては、以下の2社が比較対象となる。
東京海上日動あんしん生命 家計保障定期保険NEO ★★☆☆☆
メットライフには勝てないが、あんしんも「非喫煙(タバコ)割引」のみが導入されてる。
年齢や保障の設定も自由度が高く、特約も豊富であり、総合力ではあんしん生命に分がある。
三井住友海上あいおい生命 新総合収入保障 ★★★★☆/★★☆☆☆
30歳では、あいおいが勝っているが、35歳、40歳では保険料で肉薄してくる。「若い世代に強い」と言える。
こちらはⅠ型(死亡と高度障害のみ対象)、Ⅱ型(Ⅰ型+介護)、Ⅳ型(Ⅱ型+就労不能)と選択肢も多いが、Ⅱ型、Ⅳ型は保険料が高くなるので、メットライフと比較するならⅠ型ということになる。
フローチャートでまるわかり!5つの質問!アナタに必要は保険はこれだ!!
改定履歴
・2018年4月2日
保険料の改定
参考:割引・年齢毎の保険料が気になる方は、
『収入保障 各社の保険料比較』
をご覧いただきたい。
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