提供会社:SOMPOひまわり生命
商品名:逓増定期保険
この商品の弱点はここだ!!
弱い。
ひまわり生命は逓増にはさほど力を入れておらず、どの年齢帯、性別でも下位グループ。
逓増は「どのタイミングで返戻率が上がるか?」というターゲットがあり、早い物では3年、5年、長いもので10年、15年、最長では20年などもあるが、どのレンジでもひまわり生命は他社に遅れてを取っている。
長期定期では「節税にはならないけど返戻率は高い」という独自の戦略をとっているひまわり生命だが、外部から見た印象では「逓増は捨てた」という感じ。
ただし、ひまわり生命などの「損保系生保」には、上部の損害保険会社(ひまわり生命は損保ジャパン系列)の代理店が「強制的に生保の代理店」もやらせており、そのようなところは「生保はひまわり一社だけ(専属代理店)」というところが多い。
要はメインは損保で、生保は「損保ジャパンとの力関係で仕方なくやっている」という感じ。
このような専属代理店は、たまに顧客の法人の経営者から節税などの相談を振られても「ひまわり生命しか提案出来ない(他社を扱っていないし、その余裕もない)」ため、そんな時にこの逓増を出すのだろう。
前述の通り、他社と比較すると返戻率で負けてはいるが、せいぜい3,4%程度の違いなので、それまでの人間関係があれば何とか押し切れるレベル。
また相談した方も、特に他社比較をしない可能性も高い。
このような事情から「大して力を入れていないが、ひまわり専属の代理店のために一応は商品を用意しておかないとまずい」ということなのだろう。
参考コラム:損保系生保は何故、商品の数が多いのか?
なお、ひまわり生命に限った話ではなく、現状の逓増定期は原則的には「節税」にはならない。
そのあたりの事情は以下、コラムでまとめてあるのでご参照頂きたい。
参考コラム:法人保険の「節税」今、昔。原則的に保険で節税は出来ないよ、という話
個人的には、今時、逓増に入る理由はあまりないような気がする。
口コミ・評判(販売側から)
ひまわり生命専属代理店勤務さんからの口コミ
・なし
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保険会社勤務、代理店勤務の方でも、販売現場の情報や、当サイトで指摘していない弱点(デメリット)などには謝礼(amazonカード300円)をお支払い致します。
口コミ・評判(契約者から)
・なし
比較した方が良い他社商品は?
逓増は短期(5年)では明治安田、日本生命、ネオファースト生命(第一生命系)などの日本の会社が強い。
中期(10年)、長期(15年超)では、ここにあんしん生命やあいおい生命などの損保系生保が加わってくる。
どこをターゲットにするか?で検討する会社も変わってくるので、保険ショップなどで比較一覧を作ってもらうと話が早いだろう。
編集後記