この保険の弱点はここだ!ひまわり生命「定期保険」

提供会社:SOMPOひまわり生命
商品名:定期保険/無解約返戻金型定期保険/低解約返戻金型定期保険

法人向けとしては・・・・

個人向けとしては・・・

 

この商品の弱点はここだ!!

ひまわり生命の定期保険は、「個人向け」と「法人向け」があるが、個人向けとしては凡庸で、ネット生保の定期保険などと比較してしまうと「高いだけ」で良いところがない。

実際、個人で入る人などいないだろう。

そのため、本稿では法人向けの商品という前提で解説したい。

さて、法人向けとしてするならば、ひまわり生命の定期保険は悪くない。

それどころかは単純な返戻率だけで見れば国内トップクラスだろう。

法人保険の税制が変更され、他社が「保険料の40%を損金で落とせて」、「節税になるギリギリ」である返戻率85%以下を主眼にして商品を開発しているのに対し、ひまわり生命だけが独自路線と言うか、損金性を度外視して返戻率を追及している印象。

なお、法人保険の新税制、及び、現状の「節税性」については以下で詳しく述べているのでご参照頂きたい。

参考コラム:法人保険の「節税」今、昔。原則的に保険で節税は出来ないよ、という話

年齢や性別などにもよるが、30代などの若い経営者であれば、60歳を超えたころに「返戻率100%超」になるケースも多い。

また、条件(非喫煙割引が使えるか?健康体割引が使えるか?等)によっては、110%を上回ることもある。

反面、返戻率が高い分、支払った保険料のほとんどは資産計上となり、損金にはならない。

そのため「目先の節税」には何の役にも立たないのだが、

・将来、支払った保険料のほとんどが戻ってくる

・それまで大型の保障(保険金1億円など)がある

というところで勝負している。

昔から保険会社の法人向け商品は「節税」を全面に押し出したものが多かったが、それをバッサリ切って、純粋に「保障&貯蓄」を追求しているあたり、なかなか面白い。

とは言っても、実際問題、現場でのうけは「悪い」

やはり、多くの中小企業経営者の悩みは「目の前の税金対策」であり、節税になるか?ならないか?で商品の良し悪しを評価する文化というか、マインドが今も色濃く残っている。

しかし、筆者のように保険を専門とする者からすれば、現在主流の「節税商品」である4割損金の返戻率85%のものは、

実質的には節税にもならない

ということも重々理解している。

また、契約者側でも頭の良い人なら「税の繰り延べをするために、多少損をしている」ということを分かっているので、であるならば一切節税のことを考えず、保障と貯蓄(積立)と割り切って保険に入るのも悪くはないとは思うのだが、これに関しては現状では経営者にはイマイチ伝わらない。

このあたりは、ひまわり生命としてもジレンマを感じているだろう。

率直に考えて、「法人保険」、「円建」、「それでいて返戻率100%を超える」のはなかななかないとは思うのだが・・・

しかし、返戻率が高いが故の弱点もある。




弱点1 節税にならない

何度も繰り返すが、本商品を貯蓄性の「ある」長期の定期として使用しようとすれば、保険料のほとんどが資産計上となってしまうので、節税にはならない。

そのため、目先の節税性が欲しい会社にとっては、端から検討対象から外れてしまう。

参考コラム:法人保険の「節税」今、昔。原則的に保険で節税は出来ないよ、という話

弱点2 ドル建終身保険、変額終身保険などと競合してしまう

最大の弱点がこれかな?という気がする。

本商品はほぼ全額資産計上なので、そうなると終身保険と同じような扱いとなってしまう。

注:終身保険を法人で加入する場合、全額資産計上となるため、損金性はない。

そうなると、そこの舞台(全額資産計上)には「ドル建終身」や「変額終身」など、返戻率で本商品を上回る競合がひしめいているので、本商品は埋没してしまう。

もちろん、「円建なのに100%越え」というのは、それなりに評価されるのだが、それでも経営者というのは返戻「率」しか見ていないので、ドル建や変額などと比較してしまうと、10%から下手をすると20%以上の差が開いてしまう。

「損金にならないないなら、もっと増える方が良くない?」

そう判断されてしまう場面も多いかもしれない。

また、昨今のインフレ傾向から「日本円にそんな長期に投資をするのはどうなのか?」とう疑問を呈されることもある。

筆者自身も、これはリスクだと思う。

そうなると、インフレに対応する変額や、通貨分散を実現できるドル建などの方が「光って見える」

単純に、法人向けの長期定期として見れば返戻率は高いのだが、それによって損金性を失ったことで、終身保険などの比較されてしまうという状況。

弱点3 短期定期としては凡庸

法人向けとしては、貯蓄性が「ある」長期定期だけでなく、純粋な保障としての「短期定期(10年定期など)」という使い方もある。

ただ、本商品、短期は弱い。

短期定期は、貯蓄性もなく、単純に「保険金いくらで、保険料いくら」という新婦rな世界なので、保険料勝負になる。

しかし、本商品はその場面ではやや遅れを取っている。

決して「高い方」ではないが、安い方でもない。

かなり中途半端なポジション。




口コミ・評判(販売側から)

ひまわり生命専属代理店勤務さんからの口コミ

・昔はよかった。長期定期が50%損金の時には、ひまわりはかなり強い方で結構売れた。しかし今はダメ。やはり中小企業医の社長は「保険=節税」という頭があるため、損金で落ちないと話にならない。

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保険会社勤務、代理店勤務の方でも、販売現場の情報や、当サイトで指摘していない弱点(デメリット)などには謝礼(amazonカード300円)をお支払い致します。

口コミ・評判(契約者から)

・なし

比較した方が良い他社商品は?

最近の長期定期で「強い」プレイヤーは、アクサ、あんしん、ソニー、FWDあたり。

年齢性別によっても返戻率は変わってくるので、そのあたりを比較してみると良いだろう。

編集後記

約款

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