提供会社:日本生命
商品名:特定損傷保険
この保険の弱点はここだ!!
同社の看板商品である総合保障タイプの商品「みらいのカタチ」を形成するパーツの一つだが、率直に言って「どうでも良い保険」
保障内容は以下の通り。
1 不慮の事故(スポーツ中の事故含む)で所定の骨折、関節脱臼、腱の断裂の治療をうけた場合に一時金
2 支払は10回まで
このような時に、5万円とか10万円の一時金を受け取れるのだが、そもそも「必要か?」という感じ。
通常の医療保険に入っていれば、入院や手術で給付金が受け取れるので、それで十分。
わざわざこの保険に入って「一時金を上乗せする理由」はない。
もちろん、その状況になってもらえるなら、それはそれでラッキーではあるが、当然ながらそのために保険料を支払う必要もある。
保険料は性別、年齢などによっても異なるが、その支払総額を計算してみれば良い。
例えば300円だとすると、10年間で3.6万円を支払う計算。
それで骨折して5万円を受け取れても、1.4万円ほどもうかっているだけだし、骨折しなければお金を捨てているだけ。
だったら自分で貯めておけば良いだろ?という話。
こんな細かいシチュエーションにまで保険をかけておくのでは、キリがないので「必要ない保険」の代表格と言える。
だが、冒頭で述べたように本商品は、同社の総合保障型商品「みらいのカタチ」のイチパーツを構成している。
そのため、この商品が「サラッと」組み込まれていることが結構ある。
ヒアリングの段階で「サッカー」、「山登り」、「スキースノボー」などが趣味です。などと言うと、
「ご趣味で怪我をする可能性も高いでしょうから、そんな時にも一時金が受け取れるこれ(特定損傷保険)を付けておきましたね」
などともっともらしい説明をされて、提案の中にこれが組み込まれていたりする。
提案された方も
「まあ、そんなものか。確かに怪我するかもしれないしな」
などと妙に納得してしまうが、当然、数百円の保険料はかかっている。
買った覚えもないが、いつのまにか入り込んでいて、数百円を10年ちかく取られていることも多い。
しっかりと精査し、必要のないものは「要らない」と言うべきだろう。
この商品の弱点、こう考えろ!!(解決策)
前項で書いた通り「必要ない」以上。
骨折、脱臼などの小さな話に惑わされるのではなく、長期入院や死亡など「大きなリスク」を真正面から考えるべき。
あまりに細かい話なので、検討する意味もない。
口コミ・評判(販売側から)
なし
謝礼Amazonギフトカード300円!! アナタの口コミ教えて下さい!!
保険会社勤務、代理店勤務の方でも、販売現場の情報や、当サイトで指摘していない弱点(デメリット)などには謝礼(amazonカード300円)をお支払い致します。
口コミ・評判(契約者から)
なし
比較した方が良い商品
似たような保険は各社から販売されているが、当サイトでは軒並み低評価。
そのため比較するべき商品も見当たらない。
編集後記: