この保険の弱点はここだ!朝日生命「未来のための生活習慣病保険」

提供会社:朝日生命
(格付:R&I BBB)

商品名:未来のための生活習慣病保険

この保険の弱点はここだ!!

七大疾病一時金保険については、以下動画(音声)でも解説中。

本商品は、がん、急性心筋梗塞、脳卒中、肝硬変、腎臓秒、糖尿病、高血圧疾患の7つを対象に一時金(例:100万円など)を受け取れる商品。

七大疾病一時金などとも言われる。

なお、朝日生命には以前にも似たような商品で「スマイルセブンSuper」という商品があり、本商品はその後継と思われる。

朝日生命 スマイルセブンSuper ★★★☆☆

ただし、このスマイルセブンSuperは、朝日生命が保険ショップ向け、ネット向けに特化するために設立した「なないろ生命」でも、なないろセブンという商品目で後継商品が販売されており、同じグループで2系統の「似たような商品」が存在していることになる。

なないろ生命 なないろセブン ★★★★☆

どちらもネット経由で加入出来るのだが、さて、同じ朝日生命グループ内で、ネットの販売窓口を2つ持つ理由があるのだろうか?

大きなお世話だが、朝日生命くらいの規模(中堅)で、これをやるのは不効率と言うか、なないろ生命も作ったのであれば、そちらに一本化すればよいのに。とは思ってしまう。

商品としては、以下の3つのラインナップがある。

Ⅰ型 がん+6大疾病
がん、急性心筋梗塞/狭心症、脳卒中、肝硬変、腎臓病、糖尿病、高血圧疾患

Ⅱ型 6大疾病
上記からがんを除いたもの

Ⅲ型 がんのみ

保険料は範囲の広いⅠ型が最も高く、次にがんだけを対象にしたⅢ型、そして6大疾病を対象にしたⅡ型が一番安い。

支払い条件は以下の通り。

1 がん(上皮内がん含む)
診断のみ

2 急性心筋梗塞・狭心症
入院 or 手術、但し、狭心症は手術が必須

3 脳卒中
入院 or 手術

4 肝硬変
肝硬変と診断 or 移植手術

5 腎臓病
慢性腎臓病ステージ4以上と診断 or 腎移植

6 糖尿病
糖尿病性網膜症と診断 or 網膜症・壊疽により手術

7 高血圧性疾患
解離性大動脈瘤と診断 or 手術

これらに該当すると一時金が受け取れる。

商品としてはシンプルなので、概要説明はこれくらいで。

では、弱点(デメリット)の話にうつる。

弱点1 給付条件は「ちょい良い」が保険料は「ちょい高」

本商品のライバルというと、冒頭でも上げた同じ朝日生命グループであるなないろ生命の「なないろセブン」

そして、ネオファーストのネオデからだエール、メディケアのメディフィットプラス、はなさく生命のはなさく一時金あたりか。

なないろ生命 なないろセブン ★★★★☆

ネオファースト生命 ネオdeからだエール ★★★☆☆

メディケア生命 メディフィットプラス ★★★☆☆

はなさく生命 はなさく一時金 ★★★☆☆

給付条件をこれらと比較すると「なないろよりちょっと良い」けど「ネオファースト、メディケア、はなさくよりは悪い」という感じ。

例えば、肝硬変などで見ると、なないろでは

「肝硬変を発病し、食道・胃静脈瘤が破裂したと診断、もしくは手術」、「肝移植手術」

とあるが、本商品では

「肝硬変と診断」

だけで支払対象となっている。

また腎不全でも、なないろは「人工透析」が条件だが、本商品では「慢性腎臓病のステージ4以上」

一応、ステージ4は人工透析の「直前」という感じなので、こちらもやや条件が良い。

ただし、ステージ4まで行くと、ほとんどその後は人工透析まで進むので、正直「時間の問題かな(なないろでも、結局受け取れる)」という気もするが、それでも条件だけを見れば良い。

だが、全般的に

わかりにくい

どうでも良い、とまでは言わないが、さほどの差でもない。

とは言え、実際に多少内容は良いので、その分多少、なないろより保険料は高い。

だが、保障内容で劣る、ネオファーストやメディケア、はなさくなどよりは安い。

筆者自身は、これ(本商品)に入るならなないろ生命で良いし、もっと保障内容にこだわりたいなら、はなさくなどの方が良い。

なんか中途半端だな。という感じ。

弱点2 先進医療が付けられない

これ、結構大きい。

本商品はネット用の商品としてシンプルさを追求したせいなのか、特約(オプション)が一切ない。

そのため、他社では用意されている「先進医療特約」などが付けられない。

筆者自身は、七大疾病一時金のような商品は、あくまで普通の医療保険に入った上で「上乗せ」で入るものだと思っている。

このような場合、先進医療特約は医療保険の方に付けれれば良いので、七大疾病の方で先進医療特約がなくても、特に問題にはならない。

だが、最近は

「医療保険には入らず、大きな病気(3大疾病、7大疾病など)だけに備えれば良い」

と考える方も増えている。

特に若い人は、「普通の入院なんてどうせ短期だろうから、それは貯金で賄う」と割り切っている人も多い。

筆者の考えとしては、これは少々危険と言うか、病気は3大や7大だけでなく「色々なものがある」し、交通事故などの怪我もある。

また、全体的に入院が短期化していることは事実だが、それでも長期入院がなくなったわけでもない。

「滅多に起こらないものの長期入院こそが本当のリスク」

だと思っているので、「一時金だけ」というのには同意できない。

が、それでも「私は一時金だけで良い」と言われれば、「どうぞご自由に」としか応えられない。

どうせ泣くのは自分なのだから、他人がとやかく言うことではない。

が、それでも先進医療特約だけは付けておくべき。

いざ、先進医療を受けた場合、その実費を2,000万円まで補償してくれるのは大きい。

こちらも可能性としてはごくごく低いが、その「可能性の低さ」を反映し、保険料も毎月100円程度で安価なので、一応入っておいた方が良いだろう。

しかし、本商品ではそれが出来ない。

そもそも選択肢にないのだから。

そうなると、本商品は「別に医療保険を入っていることが前提」ということになる。

サイトのキャッチコピーを見ても「ご加入中の保険にあわせて、手軽に保障をプラス」と書いてあるので、原則的には他に医療保険に入っている人向けなのだろう。

だが、それは朝日生命が決めることでもないだろう。

ネット経由での契約なので、極力余計なものは排除したのかもしれないが、先進医療だけは「余計」ではないので、「これ(一時金)一本で行く」という人向けに、用意しておくべきだと思う。

単純に、他社商品には選択肢がある。本商品にはない、という点で弱点となる。




この商品の弱点、こう考えろ!!(解決策)

冒頭でも書いたが、どういう意図で、この商品を出したのか理解に苦しむ。

同じグループで、同じような商品、しかも同じネット販売をやる理由がわからない。

一時金100万円の場合、なないろが2,170円、朝日が2,530円と2割程度高くなっている。

前述の通り、保障内容は多少良いが、この価格差に見合っているか?と問われると疑問。

このような「微妙な差」しかないものを出すくらいなら、保険料が高くてももっとハイスペックな、例えばネオファーストの「ネオdeからだエール」のように「入院したら払う」くらいのものを開発すれば良かったのでは?とも思う。

何の解決策にもなっていないが、色々考えても、この商品の「良さ」を見い出せない・・・・

やっぱり「なないろセブンで良いんじゃない?」というのが率直な感想。

口コミ・評判

・なし

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比較した方が良い商品

なないろ生命 なないろセブン ★★★★☆

ネオファースト生命 ネオdeからだエール ★★★☆☆

メディケア生命 メディフィットプラス ★★★☆☆

はなさく生命 はなさく一時金 ★★★☆☆

編集後記:

約款