アナタへのアドバイス!!
今までのご回答
Q1 独身
Q2 死亡保障 必要あり
Q3 医療保障 必要なし
Q4 就業不能保険 必要あり
Q5 貯蓄保険 必要あり
以上で質問は終了です。
お疲れ様でした。
いかがですか?
ご自身の保険に対するニーズを整理することは出来たでしょうか?
アナタは「死亡保障」、「就業不能」、「貯蓄」に必要性を感じている、もしくは興味があるというところです。
医療保険について「必要なし」とお答えになっているのは、既にお入りになっているからもしれませんね。
貯蓄の必要性を感じていらっしゃるということで、ここでは他の保障「死亡」、「就業不能」と「貯蓄」の相性を見てみましょう。
まず死亡保障には「掛け捨て」と「貯蓄型」があります。
掛け捨てはネット生保などで販売されているもので、30歳 男性の場合、保険金500万円で毎月700円とか800円とか、極めて安い保険料で入れます。
貯蓄型は
・死亡時には保険金が支払われる
・しかし、死亡せずに老後を迎えると支払った以上のお金(返戻金)が戻ってくる
というもので、まさに死亡保障と貯蓄がセットになったものです。
スタンダードなものでは円建終身保険で、ローリスク・ローリターン。
100支払って110くらい戻ってくるイメージです。
終身保険には、他にもドル建(米ドルで運用)、変額(株式などで運用)などがありますが、円建と比べると利率が高いのが特徴となっています。
こちらは100支払って120~150くらい戻ってくることが多いですが、ドル建には為替リスク、変額には株式リスクがあるため、ミドルリスク、ミドルリターンと言ったところでしょうか(保険商品では株の個別銘柄や、仕組債などのハイリスク・ハイリターンに分類されるような商品はありません。)
死亡保障と貯蓄を両立するには、このような商品を選ぶと良いかもしれません。
次に就業不能ですが、この分野の商品は「原則掛け捨て」だと思って下さい。
貯蓄とセットになったものも、ないわけではないのですが、90%の商品は掛け捨てです。
また、詳細は後述しますが、貯蓄とセットになったものと比べると、掛け捨ての方が保障内容が優れています。
ネット生保などでも就業不能保険は販売されていますが、保険ショップ限定でしか入れないような商品もあり、商品数はかなり優れています。
但し、各商品の内容はかなり千差万別で「何をもって働けない(就業不能)とするのか?」という点で異なります。
ある会社では「障害等級1級、2級、要介護3以上」をもって働けないと定義していますが、ある会社では「医師の所見」を重視する、もしくは「保険会社所定の条件に該当すれば」というような会社もあります。
それくらい「働けない」を定義するのは難しいのですね。
一方、就業不能と貯蓄がセットになった商品に「特定疾病保障型終身保険」というものがあります。
通常、終身保険は死亡と高度障害だけが対象ですが、特定疾病保障型ではこの2つに加え
・がん 「がんです」と診断されただけでOK
・急性心筋梗塞 60日以上の労働制限など
・脳卒中 60日以上の麻痺や労働制限など
これらの3大疾病(特定疾病とも言います)でも保険金が受け取れます。
但し、保険金が受け取れるのは、死亡、高度障害、3大疾病の「どれか」で、一度受け取れば契約は消滅します。
そのため、がんで保険金を受け取った後に死亡しても、2回受け取れるわけではありません。
この特定疾病保障型終身保険も貯蓄性があります。
終身保険と同じように、保険料を支払って老後に解約すれば「支払った以上の返戻金」が戻ってくるのです。
またドル建の商品などもあるので、そちらを選べばそれなりには貯まります。
がんや急性心筋梗塞、脳卒中などで重篤な状態となれば「働けない」ので、就業不能時の保障としても機能しますし、そこに死亡保障も加わり、かつ貯蓄性もある。
まさにアナタにぴったりな商品のような気もするのですが、弱点もあります。
がん、急性心筋梗塞、脳卒中だけが対象となっているため就業不能の範囲が狭いのです。
実際「働けない」理由としては、がんと脳卒中はトップ1,2ではあります。
しかし、前述の通り、就業不能とは様々な状況が考えらるため、他にも交通事故やスポーツ中の事故で後遺障害を負ったり、なってから初めて名前を聞くような難病が原因で働けなくなったりなどがあるのですが、これらの時には対象外となってしまうのです。
そうですね。がんと脳卒中で全体の6,7割はカバー出来ていると思いますが、残り、3,4割は対象外になると考えた方が良いでしょう。
ここで考えは二つに分かれます。
「あらゆる就業不能をカバーできるような保険などない。6、7割カバー出来ていればそれで十分」
もしくは
「3,4割も『抜け』があるなら、就業不能の保障としては不十分。やはり就業不能専用の保険の方が良い」
と思うか。
これは人によりますし、どちらが正解というものでもありません。
また、特定疾病保障型終身保険は「支払っている保険料のわりに保障が少ない」というデメリットもあります。
例えば、掛け捨ての就業不能保険であれば、月、2,000円か3,000円で「就業不能時に毎月10万円、65歳まで」というような保障が得られますが、貯蓄性のある特定疾病保障型終身保険の場合、毎月2~3万円くらい支払っても1,000万円くらいがせいぜいです。
例えば「脳系の病気で働けない」となった場合を想定してみましょう。
仮に40歳でこの状態になったとすると、前者は
10万円×12ヶ月×25年(40歳から65歳まで)=3,000万円
を受け取れますが、後者は1,000万円で終わりです。
以上のことから、「就業不能の保障」だけにフォーカスすると、掛け捨ての方が優れていると言えるのです。
今までの話をまとめますと、アナタのニーズを満たすには以下のような組み合わせが考えられます。
1 死亡 掛け捨て 就業不能 掛け捨て 貯蓄 年金保険など貯蓄に特化した商品
2 死亡と貯蓄を兼ねて終身保険など、就業不能は掛け捨て
3 死亡、就業不能、貯蓄、全てを兼ねそなえた特定疾病保障型終身
こうして棚卸してみると、結構な組み合わせがありますね。
保険ショップをうまく活用しよう!!
アナタのニーズは死亡、就業不能、貯蓄と3つの分野に渡っており、また、それらが相互補完(死亡と貯蓄を同時に、など)する関係もあるので、比較検討をするのはなかなか大変だと思います。
もし、アナタが本気で検討するなら、一度、保険ショップに行かれてみてはいかがでしょうか?
保険ショップのメリットは「短時間で大量の情報が集まること」、そして「プロのアドバイスが聞けること」です。
特にアナタのニーズは広範囲に広がっているので、数多くの商品を比較する必要があります。
商品数で言えば、死亡保障分野は有名どころだけも50は超えていますし、就業不能も20、30、貯蓄系に至って100以上の商品があります。
これらの中でアナタにニーズにあった数個(上位5,6個)を選び、比較するためにはプロの目利きが重要です。
以下は当サイトがお勧めする保険ショップです。
ファイナンシャルプランナー資格などを保有したプロフェッショナルが、アナタの保険選びをサポ―トしてくれるでしょう。
今はしつこく営業してくるような人もいないで、気軽に訪問してみてはいかがでしょうか?