この保険の弱点はここだ!ひまわり生命「医療保険 健康のお守り」

提供会社:SOMPOジャパンひまわり生命

商品名:健康をサポートする医療保険 健康のお守り

 

この保険の弱点はここだ!!

参考コラム:
医療保険の検討ってどうすれば良いの?と迷ったら

『医療保険。こう考えれば、スッキリ決められる!』
をご覧いただきたい。

なかなか強いのが出てきたな。という印象。

SOMPOひまわり生命が2020年6月に医療保険をリニューアルして販売した新商品。

「新・健康のお守り」から「健康をサポートする医療保険 健康のお守り」と名称を変更している。

以前の「新・健康のお守り」は本サイトでもわりと厳しい評価で、一言で言えば「古い」という感じだった。(以前の商品の解説はコチラ)

がんや心筋梗塞、脳卒中の三大疾病の時にうけとれる一時金(三大疾病一時金)が「2年に1回」しか受け取れず、他社の「1年に1回」という内容から大きく引き離されていたし、細かいところでも周回遅れ、さらには保険料も安くはない。

本商品ではそのような前バージョンの欠点を克服し、保険料も引き下げ。

更に介護系の保障を追加している。

また、最大の特徴は、引受基準の改定。

要は

「加入しやすくなった」

ということ。

例えば以前は目の病気について告知をすると、

「加入は出来ますが、目の病気に関しては3年間は入院や手術をして給付金は払いません」

という「不担保」という条件が付いた。

それが、一気に緩和されほとんどの病気で「何も条件はつけない」ということになった。

今まででは「不担保」になっていたケースの80~90%程度が無条件になるそうだ。

そうなると「今までは何だったんだ?」という気もしなくはないが、緩和自体は契約者にとってはプラスだろう。

しかしながら、ひまわりは何とも動きが緩慢。

損保を親会社に持つ生命保険会社はどこも動きが遅いのだが、ひまわりは「特に遅い」という感じで、この医療保険も

改良するまでに何年かかってんだよ・・・

という気がしなくもない。

が、長年の恨み(他社に負けていた)を晴らすように大改革をした。という感じだろう。

では、弱点を見ていきたい。

とは言え、他社動向も踏まえて開発されているので、スペック的にはそこまでの弱点はない。

ほぼイチャモンに近い。

まあ、総じて高評価ということではある。弱点を挙げへつらう本サイトとしては悔しいが・・・




弱点1 昔のお客さん置いてきぼり・・・・

医療保険を販売している会社は多いが、数年おきに商品名を変えて「新シリーズ」っぽく商品をリリースする会社と、看板商品を地道にバージョンアップしていく会社がある。

ひまわりは前者。

後者にはアフラックなどがある。

ポイントは「昔からのお客さん」

新シリーズになってしまうと、旧シリーズに加入していた契約者は新シリーズで用意されているオプション(特約)などは契約出来ない。

そうなると「入りなおす」ということになる。

当然年齢が上がっているので保険料も上がる。

その点、商品名を変えずにバージョンアップされれば、古い契約者も新しいオプションを追加出来る。

若い頃に入った安い契約をベース部分として、自分のニーズに応じて保険を「進化」させることが可能なのである。

筆者としてはこのような商品に好意を持つ。

本当に契約者のこと、特に自社を支えてくれた古いお客さんのことを考えているからだ。

だが、本商品は違う。

サラッと新しい名前を名乗っている。

冒頭でも書いたが、悪い商品ではないが、これとて数年も経てば他社にキャッチアップされ追い付かれ、追い抜かれるだろう。

そうなった時に「また新しい商品」に看板を書き換えられると、昔のお客さんは置いてぼりを喰らう。

まあ、こればかりは各社のスタンスだし、ひまわりだけでなく、そういう会社は多い。

しかし、新商品が出て、

他の医療保険とはここが違います!!

とプロモーションする度に、

自社の以前のお客さんは?

と思わなくもない。




弱点2 医療用総合生活障害保障特約はオーバースペック

「働けない」という状態を想定した特約。

以下のいずれかに該当した場合、契約時に決めておいた年齢(65歳など)まで毎月、総合生活障害年金が受け取れる。

・がん(悪性新生物のみ):診断
・急性心筋梗塞:60日以上の労働制限または手術
・脳卒中:60日以上の後遺障害または手術
・慢性腎不全:永続的な透析治療、腎臓移植術
・肝硬変:食道静脈瘤または胃静脈瘤の破裂、手術、肝臓移植術
・糖尿病:網膜症の手術、壊死による切断術
・高血圧性疾患:大動脈瘤または大動脈解離の破裂、手術
・障害等級2級以上(精神障害は除く)
・要介護3以上(65歳未満は所定の要介護状態が180日以上継続)
・高度障害状態

率直に言って、かなり手厚い(条件は良い)

だが、その分、保険料が高い。

65歳まで10万円を受け取る場合。

30歳男性 +8,230円
30歳女性 +9,120円

内容は良いが、保険料は「かなり」高い。

はっきり言ってオーバースペックだろう。

例えば「がん」

がんと診断されただけで、毎月10万円を65歳まで受け取れれば「嬉しい」が、実際、がんになってもその多くはすぐに職場に復帰する。

収入も減っていないのに、毎月給付する必要はない。

これに入るなら、一般的な就労不能保険の方が安いし効率的。

就労不能保険は「本当に困った時にもらえる」ことが大事で、働けるなら別に必要ない。

また、本商品では一度給付が始まると、たとえ「働けるようになっても」ずっと貰える。(そのため保険料が高い、という面もある)

別にそこまでカバーしなくても「働けない時期」だけ受け取れれば十分ではないだろうか?

他社を意識するあまり「好条件」ばかりに捉われて、保険料が高くなってしまった。

「別にそこまでは求めていない」

という典型的な例だろう。悪い意味で。




弱点3 介護一時金特約、これに入るなら自分で貯めておけば?

要介護1になった時に一時金を受け取れる介護一時金特約。

要介護1から、というのは他社に比べて条件が良い(他社では要介護2からが多い)

条件が良い分、こちらも保険料は高い。

介護一時金500万円を付加した場合

30歳男性 +2,950円
30歳女性 +3,300円

例えば30歳の男性の場合、毎月2,950円を追加で負担しないといけないのだが、これは年間+35,400円。

実際の要介護1に認定されるのはデータ上、75歳前後であることが多いので、この保険料を30歳から75歳まで、約45年負担しないといけない。

トータルは約160万円。

160万円を支払って500万円を受け取れるのだから、保険としては悪くないように感じる。

しかし、実際に介護のお世話になる人は3人に1人程度(男性の場合)

つまり、この特約は男性3人で160万円×3人=480万円を支払って、そのうちの「誰か」が、総取りするような仕組み。(保険全般が似たようなものだが)

160万円かぁ・・・・結構高くない?

というのが率直な感想。

3人に1人というのも確率としては高いが、逆に言えば3人に2人は「ならない」ということ。

160万円を捨てる可能性が2/3なら、自分で貯めておいて、運用でもしておいた方が良いのでは?とも思う。

筆者としては、介護は保険で対策するのではなく自助努力(自分で貯める)の方が合理的だと思っている。

特に若い方の場合「介護」という老後の一部分のリスクだけにとらわれず、老後全体(自分の介護だけでなく、親や配偶者など)のリスクも見据えて資産形成するべきだろう。

参考コラム:
医療保険の検討ってどうすれば良いの?と迷ったら

『医療保険。こう考えれば、スッキリ決められる!』
をご覧いただきたい。

他社の医療保険の☆評価一覧は、コチラ




商品の構成について

入院日額

3,000円~20,000円から選択可能

入院支払限度日数

40日、60日、120日から選択可能

手術給付金

手術の内容に応じて、日額の40倍、20倍、10倍、5倍
放射線治療・先進医療手術 日額の10倍
骨髄ドナー 日額の20倍(1回のみ)

なお、手術給付金不担保特則をつけることで「手術給付金なし」にすることも可能。

参考例:
30歳男性 日額5,000円 60日型
手術あり:1,325円 手術なし:805円

死亡保険金

死亡保険金倍数を日額の0倍(なし)から100倍まで選択可能

参考例:
30歳男性 日額5,000円 60日型 手術あり
0倍:1,325円 100倍:3,530円

日額5,000円の場合、死亡保険金を100倍にしても50万円程度。
たかだか50万円の死亡保障に、毎月2,205円も払うのであれば、他にちゃんとした保険(終身保険)などに入った方が良いだろう。

ここまでが主契約(メイン部分)の保障の範囲になる。

以下、特約の説明にうつる。




付けるべき特約!!(先進、三大疾病)

医療用新先進医療特約

保険適用外の先進医療を受けた場合、実費を最大2,000万円まで補償してくれる。

医療保険のオプションとしては一般的なもので、保障内容、保険料ともに他社と同水準。

先進医療は今後もっと増えていくし、利用することも多くなるだろう。

現時点では先進医療特約は+100~150円/月くらいで付けられるが、それは「請求が少ない(保険会社がそれほど払っていない)」から。

今後はそうはいかない。

そのため保険会社によっては、将来の支払増に備えて、先進医療特約だけは「10年更新」にしているところもある。

だが契約者からすれば、ずっと保険料が変わらない方が良い。(終身タイプ)

本商品の先進医療特約は後者で、一度入ってしまえば保険料はずっと変わらない。その点は高評価。

先進医療特約についての詳細は以下の記事をご参照いただきたい。
先進医療特約は「終身型」を選びなさい!!

新三大疾病支払日数無制限特則

がん、脳血管疾患、心疾患で入院した場合、入院日数が無制限になる(これがない場合、1入院の上限で給付が打ち切りとなる)

特に脳系の病気は入院が長くなることもあるので、付けておいた方がベター。

本当に怖いのは長期の入院であり、そのリスクを潰すには必要な特約である。

付けても良いかな?な特約!!(七大疾病、女性疾病、三大疾病一時金、他)

七大生活習慣病追加給付特則

がん、脳血管疾患、心疾患、糖尿病、高血圧性疾患、腎疾患、肝疾患で入院した時に、1入院あたりの上限を+60日伸ばしてくれる特約。

まあ、あっても良いかな、とは思うが、これを付けるのであれば、本商品では1入院あたりの上限日数で「120日」というものが選べるので、そちらにしておいても良いかもしれない。

医療用女性疾病入院特約

以下の女性特有の病気で入院した場合、日額に給付金が上乗せされる(日額+5,000円など)

・女性特有の病気(子宮筋腫など)
・女性に多い病気(膀胱炎など)
・すべてのがん(上皮内新生物も含む)

給付金日額は、1,000円~10,000円から設定可能(ただし、主契約の日額以下で設定)

30歳女性で、特約日額5,000円を付加すると、毎月+500円。

実際のところ、女性疾病になったからと言って、他の病気よりお金がかかるわけではない。

その意味では、「日額に上乗せ」をする理由はないのだが、とは言え、発生確率は高く、女性にとってはデリケートな問題でもあるので、いざ入院した時に少しでも多くの給付金を受け取れることで、多少、気分が改善するのであれば意味はある。

追加の保険料も手ごろではあるので、心配な方は付けておいても良いかもしれない。




医療用新三大疾病一時金特約

・がんと診断(2回目以降は入院)
・心疾患で入院
・脳血管疾患で入院

この3つのケースで一時金が受け取れる。

一時金の金額は、日額の10倍~200倍で設定可能。

日額が5,000円であれば、5~100万円ということ。

各疾病ごとに1年に1回を限度に何度でも受け取ることができる。

旧商品の特約より疾病の範囲、支払回数が改善され、現状の他社の特約と比較しても、保障内容はトップレベルになっている。

参考例:
一時金50万円を付加した場合
30歳男性で毎月+1,040円
30歳女性で毎月+ 910円

保険料水準は、まあこんなところ、もしくはちょっと安いかな。というi感じ。

旧商品からの一番のリニューアルだろう。

医療用新がん診断給付特約

がんと診断された時に、がん診断給付金が受け取れる。

がん診断給付金は、日額の10倍~200倍まで設定可能

日額が5,000円であれば、5~100万円ということ。

1年に1回を限度に何度でも受け取れる。

旧商品では、2年に1回を限度としていた「弱点」が改善された。

なお細かい話だが、がん一時金は他社では2回目以降は「入院しないとダメ」というところが多い。

しかし、本商品では、入院の他に外来治療(手術、放射線療法、化学療法、疼痛緩和療法)でも支給される。

その点はgood

参考例:
診断給付金50万円の特約を付加すると
30歳男性で、+730円
30歳女性で、+805円

ただ、この特約を付けるのであれば、がんだけでなく「脳」、「心臓」もカバーできる三大疾病一時金の方が良い気がする。

予算の関係で三大疾病が付けられない場合、こちらだけでも付けておくと良いかもしれない。

医療用新がん外来治療給付特約

がんと診断され通院治療を行ったときに、1日〇〇〇〇円(1日1万円など)という形で給付金を受け取れる。

支払限度は1年間で120日となる。

参考例:
日額5,000円の特約を付加すると
30歳男性で、+260円
30歳女性で、+310円

なお、この特約は、新がん診断給付特約をセットしないと付けることができない。

がんで通院した場合の特約だが、筆者は「1回5,000円くらいもらっても仕方ないだろう」とは思うが、好きな人は好きなオプションではある。

追加のオプション料も別に高くはないでの、予算的に余裕があるなら付けるなら付けておいても良いかもしれない。




医療用がん入院特約

がんで入院したときに、日額に上乗せされて給付金を受け取れる。

主契約 日額5,000円/日 → がんで入院した場合 日額10,000円/日など

給付金日額は、1,000円~10,000円から設定可能(ただし、主契約の日額以下で設定)

参考例:
日額5,000円を付加した場合
30歳男性で+200円/月
30歳女性で+165円/月

まあ保険料も安いので、がんを心配している人にとっては良い特約なのでは?と思う。

医療用抗がん剤治療給付特約

がんの治療のため抗がん剤治療を受けたときに、月ごとに抗がん剤治療給付金が受け取れる。

がんによる就労不能(働けない)をカバーするオプション。

なお、保険適用外の自由診療の抗がん剤治療の場合、月額が2倍となる。(但し12ヶ月が限度)

基準給付月額は、1万円~30万円で設定可能。

参考例:
月額10万円を付加した場合
30歳男性で+500円/月
30歳女性で+930円/月

保険料も手ごろ。良いいオプションだと思う。

実際に「がんで働けない」という人は多い。

筆者のお客様でも何年も闘病して、働けずに生活費にも困った。という方が何人もいる。

残念ながら、皆さん亡くなってしまったが、その時に心細さは半端ではない。

例え10万円でも入ってくるなら、それに越したことはない。

医療用保険料払込免除特約

次の事由に該当した場合に、以後の保険料が免除される。

・がん:診断
・心疾患:入院または手術
・脳血管疾患:入院または手術
・慢性腎不全:永続的な透析治療、腎臓移植術
・肝硬変:食道静脈瘤または胃静脈瘤の破裂、手術、肝臓移植術
・糖尿病:網膜症の手術、壊死による切断術
・高血圧性疾患:大動脈瘤または大動脈解離の破裂、手術
・障害等級2級以上(精神障害を除く)
・所定の就労不能状態
 注:所定の就労不能状態とは、保険会社の定める身体障害状態。

「わりと範囲が広く、支払い免除にはなりやすいだろうな」という感じではあるが、追加される保険料も高い。

医療保険そのものが別にそこまで高いものではないので、筆者としては、

「保険にさらに保険をかける」

ような払込免除には、あまり必要性は感じていないが、好きな人は好き。

医療用特定疾病診断保険料免除特約

本商品では払込免除にも2種類ある。

先の医療用保険料払込免除と、この「医療用特定疾病診断保険料免除」

2つもある必要あるか?

とは思うが、豪華版と簡素版という感じだろう。

次の事由に該当した場合に、以後の保険料が免除される。

がん(悪性新生物のみ)と診断
急性心筋梗塞で60日以上の労働制限または手術
脳卒中で60日以上の後遺障害または手術

他社とも大差ない一般的な払込免除の特約。

予算の余裕があり、払込免除がお好きな方なら、前項で解説した「豪華版」の払込免除と合わせて検討しても良いかもしれない。




付ける必要なし、な特約!!(健康回復、入院一時金、他)

医療用健康回復支援給付特約

高血圧症、脂質異常症、高血糖症のいずれかの投薬治療をうけたときに、健康回復支援給付金が受け取れる。

給付金額は、1万円~5万円で設定可能。

支払は1回限り。

なお、この特約に加入した場合、生活習慣病重症化予防プログラム「Ship」を2か月間、無料で受けることができる。

ShipはPREVENT社が提供する有料サービスで(電話サポート 5,000円/月、アプリ 600円/月)という健康改善のアドバイスサービス。

血圧、脂質、血糖値、どれも高いのは万病のもとではあるが、別にそれになったからといって1万、5万円程度を貰っても仕方ないだろう。

薄味であり、あまり意味のない特約。

医療用入院一時金特約

病気やケガで入院した時に、入院一時金が受け取れる。

一時金は、1万円~20万円で設定可能。

参考例:
入院一時金10万円を付加した場合。
30歳男性で+850円/月
30歳男性で+850円/月

医療用手術増額特約

手術を受けたときに、主契約の手術給付金に加算して、手術増額給付金が受け取れる。

給付金額は、1万円~20万円で設定可能。

手術の種類に応じて(難しさ)、給付金額の50%または100%が受け取れる。

参考例:
給付金10万円を付加した場合
30歳男性で、+800円

うーん、まあなんだろう。別に手術給付金を増額することにあまり必然性は感じない。

別に必要はないのでは?という印象。

医療用通院特約

病気やケガで入院し、退院後に通院した場合に、通院給付金(日額×日数)が受け取れる。

給付金日額は、1,000円~10,000円で設定可能(ただし、主契約の日額以下)

なお、注意が必要なのは「どんな通院でもOK」ではない。

条件は、

・「退院日の翌日から180日以内の通院」

  かつ(and)

・「入院の原因となった病気の治療(関係ない病気はダメ)」

の通院であること。

参考例:
通院給付金5,000円の特約を付加すると、
30歳男性で、+335円
30歳女性で、+390円




医療用総合生活障害保障特約

以下のいずれかに該当した場合、特約の保険期間満了まで毎月、総合生活障害年金が受け取れる。

・七大疾病で所定の事由
・障害等級2級以上(精神障害は除く)
・要介護3以上(65歳未満は所定の要介護状態が180日以上継続)
・高度障害状態

参考例:
保険期間65歳、年金月額10万円を付加した場合
30歳男性で+8,230円
30歳女性で+9,120円

七大疾病で所定の事由とは以下の通り。

がん(悪性新生物のみ):診断
急性心筋梗塞:60日以上の労働制限または手術
脳卒中:60日以上の後遺障害または手術
慢性腎不全:永続的な透析治療、腎臓移植術
肝硬変:食道静脈瘤または胃静脈瘤の破裂、手術、肝臓移植術
糖尿病:網膜症の手術、壊死による切断術
高血圧性疾患:大動脈瘤または大動脈解離の破裂、手術

詳細は弱点2で解説

医療用介護年金特約

要介護3以上、高度障害に該当場合、一生涯の介護年金が受け取れる。

介護年金は、36万円~500万円で設定可能

条件は厳しめ。他社では要介護2以上からというものある。

年金額100万円を付加した場合
30歳男性で+2,000円
30歳女性で+3,000円

要介護3以上、という「かなり症状が重い」&「レアケース」だけに絞って、この特約を付ける理由はないように感じる。

介護一時金特約

以下のいずれかに該当した場合、介護一時金が受け取れる。

・要介護1以上
・要介護状態が、180日以上継続
・高度障害状態

介護一時金は、10万円~500万円で設定可能

介護一時金500万円を付加した場合
30歳男性で+2,950円
30歳女性で+3,300円

詳細は弱点3で解説。

口コミ・評判(販売側から)

・大手メジャー系の中では保険料が安いので売りやすい。

・特約がとにかく多いので、色々な特約の説明をしている途中で顧客に何か響くポイントがある場合が多い。

・介護特約で、要介護1から出す、という取り組みが早かったので、高齢者で介護などを気にする人には響きやすい。
注:当ブログでは介護特約には懐疑的。弱点3参照。

謝礼Amazonギフトカード300円!! アナタの口コミ教えて下さい!!
保険会社勤務、代理店勤務の方でも、販売現場の情報や、当サイトで指摘していない弱点(デメリット)などには謝礼(amazonカード300円)をお支払い致します。

口コミ・評判(契約者から)

30代男性 既婚/子供ありさんからの口コミ

健康状態に多少不安(アレルギーと肝炎)があったのですが、こちらの商品は最近、加入条件がゆるくなったと聞き申し込みました。

結果、無条件で入ることが出来ました。

プランは1日1万円のプランで、先進医療特約とがんの特約、そして払込免除です。

こちらのブログでは、払込免除は必要ない、という論調でしたが、やはり毎月300円程度のプラスで、いざという時に支払いがなくなるということには魅力を感じ、付けることにしました。

ひまわり生命という保険会社自体はあまり知らないのですが、良い選択だったと思っています。

保険ショップで比較として出されたのは、アフラックのEVERと、メディケア、オリックス、FWDです。

参考コラム:
医療保険の検討ってどうすれば良いの?と迷ったら

『医療保険。こう考えれば、スッキリ決められる!』
をご覧いただきたい。

他社の医療保険の☆評価一覧は、コチラ

編集後記

約款

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