都内の性病科事情
「性病かも・・・」
男性だけでなく、女性にとっても一大事である。
特に「心当たり」がある時には気が重い。
「仕方ない。病院へ」
と思っても、病気が病気なだけに恥ずかしいし、ネットで検索すれば数多くの病院が出てくるが、病院の良し悪しは分からない。
そのため、
「どこかお勧めの病院はありますか?」
と聞かれることが多い。
筆者は保険の仕事をしている関係で、様々な病気の相談をされるのだが、とりわけ「性病」に関しては、家族はもちろん友人、同僚にも聞けず、
「ちょっと遠い関係で守秘義務も負っている」
私のような立場の人間に聞く方が都合が良いのかも知れない。
なお、全く自慢できる話ではないが、私自身も過去2回ほど性病にかかっている。
2回ともクラミジアという病気で、これにかかると尿道が何ともムズムズして排尿時に多少の痛みを感じる。
風俗嬢が喉に持っていることが多く、ご他聞に洩れず2回とも「風俗」で感染した。
病院へ行くとまず検査を行い、クラミジアだと断定される。
治療自体は簡単で、
「薬を1週間飲む」
だけ。
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1週間毎日飲むタイプのものもあれば、最近では「1回」飲むだけで効果が1週間続き、体内のクラミジア菌を退治してくれる便利な薬もある。
商談や世間話の時に、そんな経験をお客様に話すと、
「実は私も過去に」
となることがある。
そんな時、「どこの病院へ行ったのか?」、「その病院はどうだったか?」ということを聞くようにしている。
そのため、都内の性病科であれば「あそこは良い」、「あそこは良くない」ということがデータベース化しているのである。
本稿ではそれを披露したい。
なお、別段どこの病院からも金銭を受取って書いているものでもないし、また、病院は担当する医師によっても感想が全く異なる。
そのため、内容については一切の責任を持ちかねることだけは言っておきたい。
それでは始めよう。
なお、料金の「高い、安い」は私と馴染みの深いクラミジアを基準とした。
都内で「性病科」と検索すると出てくる病院をまずピックアップする。
参考コラム:
医療保険の検討ってどうすれば良いの?と迷ったら
『医療保険。こう考えれば、スッキリ決められる!』
をご覧いただきたい。
たいようクリニック(八重洲)
最近出来た病院で、なんだかえらいおじいちゃんの先生がいる。
年齢のせいか多少デリカシーがないらしいが、「はいはい、性病ね」みたいなライト感じで対応してくれるので、気は楽。
クリニックのホームページ、院長の紹介にも
「性病にかかるかどうかは、ほとんど「運」と言ってもいいでしょう。運が悪かったかな?と思った時は、お気軽に診察にいらしてください。」
と何とも軽い。
保険は適用されず、全て自費診療。
費用は「普通」
クラミジアで2.5万円くらい。(診療、検査、薬まで)
高いほうでも、安い方でもない。
通いやすいならお勧め。
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新宿駅前クリニック(新宿)
ネットで「性病」と検索すると、広告が必ず出てくる。
ここは私のお客様も数人言っているが、意見が分かれる。
結構大きな病院なので、先生も数人いるらしく「当たり外れ」が大きいらしい。
「全く問題なくスムーズに診てくれた」
という人もいれば、
「随分とイライラした感じの若い医者で対応が悪かった」
という話も聞いた。
これが同一の先生で、単に先生の気分の問題なのかは分からないが、少なくとも嫌な感情を持った人がいるということは事実。
また、皮膚科も併設しているので、待合室には女性患者が多い。
また看護士さんも意外と綺麗な人がいて、全員が
「なんとなく恥ずかしい」
と言っていたが、それはただ単にやましいことがあるからだろう。
これらの点からすれば、お勧めは出来ないのだが、ここの利点は保険適用であること。
そのため、クラミジアであれば、診察、検査、薬で5000円程度(病気もよるが)で済む。
「先生の当たり外れあり」、「多くの女性(患者、看護士)に囲まれる」という点にガマンできれば、安いので良いかもしれない。
なお、補足すると自由診療でも保険適用でも基本的に検査方法は変わらない。
薬に限って言えば、自由診療の方が「やや効果が高い薬」が処方される。
しかし、基本的にはどちらもただの抗生物質なので、保険適用のものでも十分効く。
これは、あるドクターに聞いた話なので確実である。
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参考コラム:
医療保険の検討ってどうすれば良いの?と迷ったら
『医療保険。こう考えれば、スッキリ決められる!』
をご覧いただきたい。
山の手クリニック(八重洲、新宿、渋谷、池袋)
ここにも行った人が何人かいるが、評価はわかれる。
新宿クリニック同様、大きな病院なので「先生の当たり外れが大きい」らしいし、総じて
「冷たい感じがする」
という意見が多い。
とは言え、先生からしても、来る日も来る日も性病にかかったアソコばかり見ているのだから、「冷たくなる」のも分かる気がするが、性病を貰ってしまった身からすれば優しくして欲しいのかもしれない。
なお、あまり評判が良くないので、筆者自身も一度渋谷の病院へ行ってみたことがある。
その際は別に性病でも何でもなかったのだが、たまたま仕事の途中に前を通りかかり、次のアポイントまで時間もあったのでフラッと寄ってみた。
我ながら頭がおかしいとしか言いようがないが、ちょっとした潜入捜査のようなものだ。
一応は
「クラミジアかも」
ということで受診をして、検査を行ったが当然ながらシロ。
「気のせいかもしれないので、様子を見ます。」
と言って帰ってきた。検査費用で1万円程度。
その際に対応してくれた先生や看護士は別に普通で、それほど嫌な感じでもなかったが、多少
「一緒にこの検査もした方が良い」
という売り込みが激しかったような気もする。
気の弱い人であれば、「じゃあ、お願いします。」と言ってしまいそうだが、もしかしたらそのあたりが「気に触る」人もいるのかもしれない。
こちらも自由診療。
クラミジアで2万から2.5万円程度(診察、検査、薬)で、高くも安くもない。
他の評価を聞くとお勧めは出来ないが、私個人としては「こんなものでは?」と思う。
新橋 あおぞらクリニック
新橋の駅前のビルの中にあり、雰囲気は相当いかがわしいが、筆者は一番良い病院だとおもう。
まず入口が男女別で、男性側には男性スタッフしかいない。
また、それらのスタッフの言葉使いも非常に丁寧でよく教育されている。
院長先生はムダ口も叩かず、淡々と説明してくれて、話も早い。
私の2回のクラミジアもこちらで治療したのだが、2回目に行った時はアルバイトのような若い先生で、この人は対応もおざなりでやや感じが悪った。
まわりのスタッフはしっかりしているのに肝心の先生がこうではマイナスなのだが、まあ、性病科の看板ではアルバイトの先生を集めるのも大変なのだろう。
行くなら院長がいる時の方が良いかもしれない。電話で聞けば教えてくれるだろう。
なお、料金は他のクリニックより高い。
クラミジアで毎回3万円程度とられる。
「保険が効かなくても良いか?多少高くても良いか?」
と聞いて、「それでも良い」という方にはここをお勧めしている。
以上、都内の性病科について解説した。
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