提供会社：東京海上日動あんしん生命
商品名：定期保険
この保険の弱点はここだ！！
個人向けとしては、ネット生保などに対して全く競争力なく「話にならない」レベルだが、法人向けとしてはわりと強い。
保険料を支払っている間、返戻金を低く抑えている「低解約返戻金型」であれば、保険料も安く、また将来の返戻率も業界トップクラス。
参考コラム：低解約返戻金型とは何か？契約者、保険会社双方のメリットとは？
だが、従来保険料の1/2を損金に出来ていたものが、2019年の法人保険に税制変更に伴いほんとど損金にならなくなった。
参考コラム：法人保険の「節税」今、昔。原則的に保険で節税は出来ないよ、という話
仮に返戻率が高く、100％近くまで伸びたとしても、現在の税制では保険料の数％しか損金として計上出来ない。
事実上、100％資産計上をするような形になり、言ってみれば貯金と同じ。
いくら貯蓄性が高くても(返戻率が高くても)、一旦保険に入れてしまえばお金に「長期の鍵」をかけてしまったようなもので、その自由には使えなくなってしまう。
賢明な経営者であれば、あまり選ばないだろう。
そのため、本商品も販売には苦しんでいる様子。
あんしんの関係者に聞いても
「法人の長期定期はめっきり話をきかなくなりました・・・」
と言っていた。
経営者に大型の長期保障が必要で、かつ「損をしたくない」というような方、更に「別に損金にならなくても良いよ」という方には良い商品だが、
そんなニーズあるか？・・・
という気もする。
ごく稀に、何代も続いた会社で「お金だけは腐るほどある（キャッシュリッチ）」という会社があるが、そのような方に向いた商品。
口コミ（販売側から）
税制改正前は結構売れてて、美味しい思いをしたが、今は出すだけ無駄、という感じ。
まずはこれをぶつけてみて、NOを貰ってから次に変額、さらに変額で1/2損金となる福利厚生の話に結び付けていく流れを作っている。
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口コミ（契約者から）
なし
比較した方が良い商品
個人向けなら・・・
法人向けなら・・・
現在の主流プレイヤーは、ひまわり生命、アクサ、第一、ソニー、FWDあたり。
このあたりで比較資料を作って貰えば良い。
この中でも、あんしんは割と強いほうだと思う。
編集後記
