提供会社:第一生命
商品名:入院一時金保険(緩和型)
この保険の弱点はここだ!!
本商品は同社の「ジャスト総合医療一時金保険」の緩和型。
一時金タイプの医療保険自体が、まだそれほど商品数が多くない中で、更にその「緩和型」という点では珍しい商品である。
商品自体の分析、解説、弱点は、通常版の「ジャスト総合医療一時金保険」とほとんど同じなので、以下をご参照頂きたい。
また、一時金タイプの医療保険は、下記記事でも総括しているので、こちらもご参考にして貰えればと思う。
参考コラム:入院一時金って必要?それとも不要?
ちなみに、上記の通常型の一時金保険では「日帰り入院」でも一時金を満額支払うが、緩和型の本商品では「5日以内の場合は一時金の半額(50%)」となっている。
その点のみ異なるが、あとはほとんど同じ。
結論としては「一時金タイプより、日額タイプの方が良いのでは?」というところ。
本商品の大きな特徴は、保険会社に身体の健康状態を報告する「告知」が極めてシンプルで、とても入りやすということ。
1 最近、3ヶ月以内に医師から入院・手術をすすめられたか?
2 過去、2年以内に入院をしたことがあるか?
この2つしか聞かない。
他社の緩和型商品では、これに
3 過去5年以内に、がんまたは上皮内新生物、肝硬変、統合失調症、認知症、アルコール依存症で、医師の診察、検査、治療、投薬のいずれかをうけたことがあるか?
という質問が加わるため、ここに列記してある病気を5年以内に経験した人は入れないことになるのだが、特にがんは患者数も多いので、がんを罹患した方は「緩和型でも入れないのか・・・」と肩を落とす。
だが、本商品では、この3の質問がないため、どんな病気を経験していても2年経過していれば問題ない(かつ、3ヶ月以内に医師から入院・手術を勧められていないこと)
この点は素晴らしい。
「入りやすい」という部分を評価し、星3つとした。(「通常版」のジャスト総合医療一時金保険は2つ星)
しかしながら、加入条件も緩いことから、保険料は結構高い印象を受ける。
その点からも
「これだったら日額タイプの緩和型の方が良いのでは?」
とは思う。
この商品の弱点、こう考えろ!!(解決策)
当サイトでは、そもそも一時金タイプの医療保険より、日額タイプの方が「合理的」と判断しているので、一時金タイプである本商品も、オススメは出来ない。
日額タイプの緩和型に入れるのであれば、そちらの方が良いと思う。
また、先程、説明した
「過去5年以内に、がんまたは上皮内新生物、肝硬変、統合失調症、認知症、アルコール依存症」
という質問に引っかかる場合、なないろ生命の「メディカルスーパーワイド(日額タイプの緩和型)」であれば、この質問がないので、入りやすいのではないか?
また、こちらの方が、入院に関しても「過去1年以内にしていなければOK」となっており、本商品(2年以内)より更にハードルが低い。
第一生命と何かしら関係があり、「どうしても第一で入らないといけない」という場合でなければ、積極的に選ぶ必要はないのかな、という印象。
参考コラム:「お付き合い保険」の断り方と「お付き合い保険」に入るメリット
口コミ・評判(契約者から)
・なし
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保険会社勤務、代理店勤務の方でも、販売現場の情報や、当サイトで指摘していない弱点(デメリット)などには謝礼(amazonカード300円)をお支払い致します。
比較した方が良い商品
当サイトで高評価の緩和型医療保険は以下の通り。
アフラック 生きるためのがん保険寄りそうDays ★★★★☆
(緩和型がん保険)
セコム損保 自由診療保険 メディコムワン ★★★★☆
(女性専用の緩和型がん保険:ゅうがん経験者対象のがん保険)
ネオファースト生命 ネオ de いりょう 健康プロモート ★★★★☆
編集後記