この保険の弱点はここだ！ひまわり生命「養老保険」

提供会社：SOMPOひまわり生命
商品名：養老保険

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この商品の弱点はここだ！！
口コミ・評判（販売側から）
口コミ・評判（契約者から）
比較した方が良い他社商品は？

この商品の弱点はここだ！！

円建の養老保険。

円建の貯蓄性商品は、実質的に「日本国債を買っているようなもの」であり、昨今の超低金利により国債そのものの利回りも「超」低下している。

そのため、養老保険の貯蓄性(返戻率)も昔とは比べ物にならないくらい下がっており、商品としての魅力はない。

そのため、当サイトでは円建養老は全て1つ星としている。

なお、養老保険の総論については、以下、コラムにてまとめてあるので、ご参照頂きたい。

参考コラム：養老保険総論　養老保険の「まとめ」

前述の通り、貯蓄型保険としてはほとんど魅力がないため、今時、個人で入る人はおらず、基本的には法人向けの商品である。

法人保険の中でも、福利厚生プランという社員＋役員などで加入する保険に使用される。

参考コラム：全員加入の養老の保険料を1/2損金で落とす！！の「落とし穴」

返戻金は他社比較で「中間グループ」という感じ。

上位には、オリックス、日本生命、明治安田などがいて、「その次あたり」が定位置(年齢、性別にもよる)

しかし、現状、法人向けの養老保険は

・既に過去に、その保険会社の福利厚生プラン（養老保険）を導入している法人で

・追加の契約だけは受ける

という保険会社が多い。

つまり、新規契約は受け付けておらず、既契約の追加だけを受けるために「仕方なく続けている」という会社が多い。
注：そのため、オリックスの養老保険の方が返戻率は良いのだが、今から新規では入れない。

ひまわり生命は「新規でも契約可」ではあるが、前述の通り返戻率は低調であり、普通に考えて新規でこの商品を選ぶ法人はいないので、本商品も実質的には「過去の既契約法人向け」だろう。

今なら、変額養老(養老定期)やドル建養老などの方が良いかもしれない。

口コミ・評判（販売側から）

ひまわり生命専属代理店勤務さんからの口コミ

うちの会社は損保ジャパンの専属代理店であり、基本的に売上の90％は損害保険で占めている。だが損保ジャパンの代理店は「付き合い」で損保ジャパンの子会社であるひまわり生命の代理店もやらせている。当初は「お付き合い」で登録していただけなのに、ここ数年は実質的なノルマのようなものもあり、至極迷惑している。
ごく稀に仲の良いお客さんから生保の話を頂くのだが、たまたま「節税と社員向けの福利厚生を兼ねて何かやりたい」というご要望を頂き、ひまわり生命の養老保険を使った福利厚生を提案し、それははまった。当時は今ほど返戻率も悪くなく、ひまわりも「まあまま」だった(それでももっと返戻率の良い保険会社は沢山あったが、それは黙っていた)
お客さんの方も、それまでの人間関係で契約してくれた感じ。福利厚生プランの美味しいところは、一度決まると追加があること。
毎年、新入社員が入ってきて、それが在籍1年を経過すると、福利厚生プランの対象となるので、「追加で加入させないといけない」ということになる。
そのため、今でも年間、3，4件の追加があり、損保ジャパンへのノルマクリアには大変助かっている。お客様の方でも、「昔に比べると返戻率が下がってるけど、まあしょうがないよね」という感じなので、今のところは無事に続いている。しかし他社の代理店がしきりにお客様企業の社長に「ドルや変額の方が返戻率が高い。円建の養老なんて損をするだけ」と吹き込んでおり、なかなかピンチなのだが、当初は生命保険はひまわりしか扱っておらず、そしてひまわりにはドルも変額もないので、このままごまかして、少しでも長続きさせたいと思い、お酒やゴルフなどに頻繁に付き合っている。

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