貧血と保険

死亡保険  ◯
医療保険  ◯
緩和型医療 △(鉄欠乏性貧血以外の貧血)

がん保険  ◯
注:男性の貧血、鉄欠乏性「意外」の貧血は入れない可能性大

解説

貧血というのは、体の症状としては「よくある」ことで、特に女性に多い。

なお、貧血自体はあくまで「体の状態」であり、重要なのはどんな理由でそれが引き起こされているか?ということ。

貧血の要因としては色々なものがあるが、最も良く聞くのは「女性の鉄分不足」に関わるもの。

病名としては「鉄欠乏性貧血」と呼ばれるが、この場合、死亡保険の加入はまず問題ない。



医療保険やがん保険に関しても、

・赤血球数 330万~520万/mm3 and ヘモグロビン 10~16g/dl

の範囲内であれば、特に問題なく入れるだろう。

鉄剤などを飲んでいても、上記の数値内にキープされていれば大丈夫。

なお、過去に貧血が原因で入院したことがあると、かなり細かく見られる。

だが、これも数値次第で、貧血に関する数値が「今は」安定していれば、入れることが多い。

ちなみに、女性で貧血の場合、生理不順や子宮内膜症など、別の病気を抱えていることも多く、そちらに関しては症状の程度(投薬や入院、手術の有無)によって、また別の基準で判断される。

男性の貧血に関しては、女性の生理などのようにわかりやすい理由がないため敬遠される。

経験上、謝絶になることが多い。

なお、鉄欠乏性「以外」の貧血、悪性貧血や再生不良性(不能性)貧血、溶血性貧血、巨赤芽球性貧血などは、残念ながら加入することは難しい。(死亡、医療、がんなど全て)

しかし、緩和型医療保険などであれば、状況次第によっては入れる可能性はある。詳細は以下コラムを参照。

参考コラム:緩和型医療保険 告知の疑問を解決!!

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