保険会社総論
格付：S&P A
日本生命グループにて、主に銀行窓口で販売されている商品の企画・販売を行う保険会社。
元々はマスミューチュアル生命という外資（アメリカ資本）だったが、法人の節税商品で「わりと強気な商品」を販売しまくり国税や金融庁に目を付けられてしまった。
そのため「日本市場でやりずらく」なってしまい実質上、日本から撤退。
2019年に日本生命に吸収された。
以後、ニッセイ・ウェルスと名称を変更し、今に至る。
冒頭でも述べた通り「銀行、証券などの金融機関とガッツリ組む」スタイルで、銀行の窓口で売りやすい商品開発に特化している。
商品数は多いが、実際には中身は全く同じものがほとんど。
各金融機関ごとに「うちオリジナルの商品ですよ！！」とアピールしたいために、名前を変えているのである。
リアルな商品としては、7,8個しかない。
商品は、保険というより、円、米ドル、豪ドルの定期預金や株式市場への投資など「銀行」、「証券」が得意な分野に「ちょっことだけ保険」を上乗せしているようなものが多い。
そういう意味では、保険風味の外貨預金、保険風味の投資信託、これが実態だろう。
ライバルは三井住友海上プライマリー生命や、第一フロンティアなどの「銀行窓販系」の保険会社。
その中では「わりと利率は良い方かな？」という気もするが、加入するタイミングなどによって抜いたり、抜かれたり、という感じ。
個人年金保険
アットウィル 年金額 ★★★☆☆
注：アットウィル 年金型は「大和証券」での呼び名。
全く同じ商品だが、扱う金融機関によって以下のような別名が存在する。
NKフェスタ：SMBC日興証券
エムソリューションⅣ：三菱UFJモルガンスタンレー証券
賢者の年金：三井住友銀行
夢つながる年金、ながいき年金 三菱UFJ銀行
野村証券：ニッセイウィルス定額年金
みずほ銀行：みらいの果実
悠々時間シリーズ
みずほ証券、いちよし証券、東海東京証券、あおぞら銀行、山陰合同銀行、滋賀銀行、荘内銀行、東邦銀行、広島銀行、北都銀行、横浜銀行、秋田銀行、社阿波銀行、池田泉州銀行、大垣共立銀行、関西みらい銀行、京都銀行、熊本銀行、群馬銀行、埼玉りそな銀行、十八親和銀行、十六銀行、第四北越銀行、千葉銀行、福岡銀行、みなと銀行、りそな銀行、愛知銀行、大分銀行、香川銀行、富山銀行、宮崎銀行、武蔵野銀行
エムステップ ★☆☆☆☆
注：エムステップは三菱UFJモルガンスタンレー証券での商品名。
全く同じ商品だが、扱う金融機関によって以下のような別名が存在する。
エムソリューションⅣ（三菱UFJモルガンスタンレー証券：エムステップに全商品アット）
ニッセイウェルス ステップアップ年金(野村証券)
注：つみたてねんきん2は主に中小の地銀にて使われている商品名。
全く同じ商品だが、扱う金融機関によって以下のような別名が存在する。
ニッセイウェルス定額年金 外貨建・円積立型(野村證券)
みらいの笑顔(みずほ銀行、みずほ信託銀行)
夢のつみたてねんきん(三菱UFJ銀行)
ニッセイウェルス生命 年金新時代 ★★☆☆☆
注：年金新時代は主に熊本銀行、福岡銀行などで使われている商品名。
全く同じ商品だが、扱う金融機関によって以下のような別名が存在する。
みらいの気持ち2：みずほ銀行
悠々時間 アドバンス2plus：足利、伊予、北九州、きらぼし、静岡、中国、西日本シティ、百十四、北陽、北海道、もみじ、山口銀行、他
終身保険
アットウェル生命 アットウィル終身保障型 ★☆☆☆☆
注：大和証券にて取扱い
エムソリューションⅢ 終身保険型 ★★★☆☆
注：エムソリューションⅢは三菱UFJモルガン・スタンレー証券での商品名。
金融機関によって、以下のような呼び名がある。
NK介護Select：SMBC日興証券
終身保険プレミアム：東海東京証券、みずほ証券
そなえて安心介護プラス：大和証券
ニッセイ・ウィルスえらべる介護終身保険（外貨建）：野村證券
はじめての介護 地銀 秋田銀行、福岡銀行、山口銀行、横浜銀行 他
ニッセイ・ウェルス生存給付金付終身保険 ★★☆☆☆
注：ニッセイ・ウェルス生存給付金付終身保険は野村証券での商品名。
金融機関によって、以下のような呼び名がある。
プレシャスギフト：三菱UFJモルガン・スタンレー証券
未来のバトン：大和証券
賢者のギフト：熊本銀行、十八親和銀行、福岡銀行
医療保険
ニッセイウェルス生命 ニッセイ・ウェルス終身医療保険 ★☆☆☆☆
注：ニッセイ・ウェルス終身医療保険は野村證券での商品名。
金融機関によって、以下のような呼び名がある。
終身保険プレミアム医療プラス：東海東京証券
富士のまもり：静岡銀行、山梨中央銀行
みらいのまもり：きらぼし銀行、熊本銀行、富山銀行、名古屋銀行、福岡銀行、他
