この保険の弱点はここだ!チューリッヒ生命「定期保険プラチナ」

提供会社:チューリッヒ生命
商品名:定期保険プラチナ

この保険の弱点はここだ!!

ん?なんだこれ?

それが率直な感想。

本商品、定期保険プラチナ(以下、プラチナ)は、50歳以上の高齢者向けの商品としてリリースされたが、元々同社では定期保険プレミアムDXにて、50歳以上にも定期保険を提供していた。

定期保険プレミアム ★★★★☆

それを2022年3月以降、49歳までのプレミアムDX、50歳以上のプラチナと商品を「分けた」わけだが、その意図はイマイチ良く分からない。

プレミアムDXの方には、「健康体割引」と「非喫煙割引」があり、それが適用されると国内生保においてトップクラスで保険料が安くなるのだが、プラチナの方ではそのような取扱いをやめ、健康状態や喫煙の有無にかかわらず保険料を一律にしている(性別、年齢では保険料は変わる。同じ性別、年齢なら同じという意味)

それにより、以前のプレミアムDXに比べ、プラチナの保険料は

・健康体割引、非喫煙割引が適用された保険料より「高くなった」

・割引が何も適用されない保険料よりは「安くなった」

という印象。

おそらく50代を超えると、健康体割引の適用になる方も減ってくるので、そのような「ごく一部の健康マニア」向けに割引制度を維持するより、「50代以降はこの保険料!!」と決め打ちでアピールした方が良いという判断なのかもしれない。

なお、本商品にはネット生命の定期保険としては珍しく、災害特約と払込免除が用意されている。

以上、商品概要。

弱点1 保険料高い

今回の「50歳以上、以下で商品を分ける」という試みは筆者からすれば改悪。

以下は、各社の定期保険の保険料を比較したもの。

条件:男性50歳、60歳、70歳
保険料:500万円
期間:10年定期

これを見ても分かる通り、本商品は他社商品に対して、「やや高い」という状態で、優位性はない。

ということで、星2つ評価とした。

定期保険などは「保険金〇〇〇万円、期間〇年でいくら」と比べやすいので、なかなか付加価値が付きにくく、保険料が高いというのは大きなハンディとなってしまう。

せっかく、新商品を作るのであれば、他社より下をくぐるくらいの覚悟が欲しいところだ。

 




この保険の弱点、こう考えろ!!(解決策)

うーん、まあこの商品にこだわる理由もないかな?という気はするが、払込免除がある点はセールスポイントでもある。そこに魅力を感じるなら選択肢に加えても良い。

ただ、そもそも本商品は掛け捨てなので、保険料自体はそこまで高くはない。

それが「免除」されたからと言って、さほどの影響もないだろうし、そのため割増料金(払込免除のコスト)を払う必要もないような気はするが・・・

参考コラム:保険に「払込免除特約」は必要か?

口コミ・評判(販売側から)

・なし

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保険会社勤務、代理店勤務の方でも、販売現場の情報や、当サイトで指摘していない弱点(デメリット)などには謝礼(amazonカード300円)をお支払い致します。

口コミ・評判(契約者から)

・なし

比較した方がいい他社商品

当サイトで高評価の定期保険は以下の通り。

メットライフ生命 スーパー割引定期保険 ★★★★☆

メディケア生命 メディフィット定期 ★★★★☆

SBI生命 クリック定期!NEO ★★★☆☆

DMM少額短期保険 DMMほけん 死亡保険 ★★★☆☆

編集後記

約款