提供会社：東京海上日動あんしん生命
商品名：終身保険
この保険の弱点はここだ！！
保険料、返戻率では、下位に沈む。
商品としての魅力はないし、あんしん生命の関係者に聞いても「ほとんど売れていない」とのこと。
参考コラム：終身保険総論 終身保険の「まとめ」
あんしん生命自身も「売れる」とは思っていないが、同社は東京海上日動グループであり、そのため同社の代理店には「東京海上日動の専属代理店(損害保険)」が多い。
それらの代理店は元々も東京海上で損害保険ばかりを売っていたのだが、東京海上が生命保険も始めたことで、半強制的に「生保も売れ！！」と代理店登録されているのである。
だが、損害保険は得意だが、生命保険はさほど売れない。
そのため「生保はあんしん生命だけしか扱ってない」という状態なのである。
複数社の生保を扱っても、販売力がないので各保険会社のノルマを達成出来ないから。
損害保険のお客さんから、稀に「生保もやってるの？」と声がかかった時に提案をするのだが、出せる商品は「あんしん生命」しかない。
つまり、あんしん生命の商品だけを使って、お客様のニーズに応えないといけないので「それなりに種類が揃っていない」といけないわけだ。
これは「損保系生保」はどこも同じような事情で、三井住友海上系のあいおい生命、損保ジャパン系のひまわり生命でも同じようなことが言える。
終身保険などは、保険の基礎中の基礎の商品なので、それが「ありません」とは言えない。
そのため「売れないだろうけど、一応、ラインナップには入れておくか・・・」という感じで、用意しているのだろう。
参考コラム：損保系生保は何故、商品の数が多いのか？
あんしん生命という会社は、売れ筋に注力する保険会社で、医療保険やがん保険、就業不能などには力を入れるが、「これは売れない」と見ると、ほとんどテコ入れもしない。
この終身保険もそのような事情から放置されているのだろう。
また、同社には変額保険という株や債券、REIT(不動産)などに連動する保険もあり、終身保険よりはそちらの方に力を入れている。
入るのであればそちらの方が良いだろう。
弱点1 保険料高い
もうこれ以上の弱点はないだろう。
保険料、返礼率で全然勝負にならない。
この保険の弱点、こう考えろ！！(解決法)
本稿をお読みになっている方は、おそらく東京海上日動の代理店と何かしらのつながりがあり、
保険に入るなら、そこから入らないといけない・・・
と思っているような人かもしれない。
まあ、「お付き合い」ということだろう。
参考コラム：「お付き合い保険」の断り方と「お付き合い保険」に入るメリット
損をするのを覚悟で、数年付き合ってあげる、というのも一つだし、前述の通り同社の変額保険に入るのも良い。
だが、ややこしいのは変額保険は同社の代理店の中でも「優良」なところにしか販売許可を出していない。
変額保険は仕組みも複雑なので、あんしん生命としては
「ちゃんと説明が出来て、トラブルを起こさない会社じゃないと売らせないよ」
ということで、社内的には免許制となっている。
そのため、同じあんしん生命の代理店でも「変額を売れる」ところと「変額を売れない」ところが混在しているのである。
このような事情から、もしかしたら「うちは変額扱えないんです・・・」などと言われてしまうかもしれないが、そうなったらもう仕方がない。
腹を決めて、この終身保険に入るしかないだろう。
口コミ（販売側から）
昔は結構条件も良かったので、積極的に販売していたが、今は見る影もない。あんしんも「変額を売って下さい」と言ってくるので、まずこの終身保険を見せて「高い、返戻率が悪い」ということを印象付ける。で次に変額を見せて魅力をアピールするという流れ。つまり「当て馬」以外の使い道はない。
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口コミ（契約者から）
なし
比較した方が良い商品
当サイトで高評価の終身保険は以下の通り。
編集後記
