提供会社:日本生命
商品名:介護保障保険
この保険の弱点はここだ!!
同社の看板商品である「みらいのカタチ」を形成する一つのパーツという位置づけの商品で、ごくごく一般的な介護保険。
要介護2以上 or 所定の要介護状態が180日続いた場合に一時金、もしくは年金が受け取れる。
また死亡保険金も付いているので、仮に「介護にならずに亡くなった」としても、最後の最後(死亡)には多少のお金を得ることが出来る。
しかし、他社が「要介護1から支払う」、「軽度認知症でも一部一時金を支払う」などの新しい取り組みをしているのの対して、本商品はアクセントがないと言うか、何の特徴もない。
なお、当サイトはそもそも介護系の商品には否定的で「自分で貯めておいた方が良いのでは?」という考え方。
このあたりは、以下コラムを参照して頂きたい。
参考コラム:民間の介護保険は必要か?「介護保険の考え方」
この商品の弱点、こう考えろ!!(解決策)
凡庸な内容のわりには保険料は割高ではあるが、冒頭でも述べた通り「みらいのカタチ」の構成パーツであるため、これ単体でどうこうという議論にはなりにくい。
相談の中で「介護が心配」と言われれば、これを入れ、「でも全体の保険料が高い」と言われれば外すという感じではないだろうか?
参考コラム:古い日本の保険会社が提供する「パッケージ型商品」総論
前項でも書いた通り、筆者は原則「必要ない」と考える。
介護にお金がかかることは事実だが、誰もが介護になるとも限らない。
統計上、男性の3/2、女性の1/2は「介護を必要とせずに死ぬ」
つまり、介護にならない可能性も高いのである。
であるなら、「介護にならなければ損をする」保険にお金を入れず、自分で貯めておいた方が良いだろう。
口コミ・評判(販売側から)
なし
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保険会社勤務、代理店勤務の方でも、販売現場の情報や、当サイトで指摘していない弱点(デメリット)などには謝礼(amazonカード300円)をお支払い致します。
口コミ・評判(契約者から)
なし
比較した方が良い商品
介護の保険に「入る」のであれば、貯蓄性のある商品の方が良いだろう。
介護になっても、ならなくても「死亡すれば払った分以上が戻ってくる」というようなタイプをお勧めする。
ジブラルタ生命 米国ドル建介護保障付終身保険(低解約返戻金型) ★★★☆☆
東京海上日動あんしん生命「あんしんねんきん介護R」★★★☆☆
編集後記: