提供会社:プルデンシャル生命
商品名:養老保険
この保険の弱点はここだ!!
主に法人向けの商品。
経営者の万が一の時の死亡保障と、同時に貯蓄性を実現する。
保険料の4割(条件によっては2割)を損金で処理することが出来る。
以前は同社の商品の中でも売れ筋であったが、法人保険の税制改正以後は振るわない。
税制改正については以下参照。
参考コラム:法人保険の「節税」今、昔。原則的に保険で節税は出来ないよ、という話
元々、返戻率も高い方ではなかったが、そこは同社のライフプランナーが「人間力・営業力」で売っていた。
飲み会、ゴルフなど、社長とトコトン付き合い人間関係を築いてから販売するので、多少返戻率が低くても「まあ、別に良いよ友達だから」的なノリで契約を取ってくる。
だが、それも昔の「50%損金、返戻率95%以上」という条件での話で、今のように4割しか落ちない、しかも返戻率80%程度、という悪条件ではなかなか難しい。
平準定期保険という「商品自体の魅力」が失われた中では、いくら人間関係があっても売れるものではないのだろう。
この保険の弱点、こう考えろ!!(解決策)
平準保険に入るなら、あんしん、あいおい、ひまわりなどの損保系生保や、メットライフなどの外資系の方がプルデンシャルよりは数字は良い。
また、最近ではソニーの変額定期なども人気。
変額は将来が不確定なので、4割損金で落とせるのだが、結果的には将来的には返戻率が100%を超える可能性が高い。
プルデンシャルは、今でも人間関係重視のセールスをしていて、経営者などはそういうのが好きな人も多いが、大事な会社の金を預けるのだから、少しでも良い条件のものに入るべきだろう。
同社のライフプランナーはプルデンシャルの商品しか扱えないので、その点は弱い。
保険ショップなどに行けば、長期定期で「条件の良い順」に比較資料などを作ってくれるので、まずはそれを見て、それと比較してプルデンシャルの商品がどの位置にいるのか?(おそらく下の方)
返戻率がどの程度異なり、プルデンシャルを選んだ場合、どれくらいの損をするのか?
そのあたりを把握した上で、「この程度の金額なら彼(ライフプランナー)に担当してもらいたい」と考えるか、それとも「こんなに違うなら、人間関係だけでは決められない」と考えるか。
そのあたりが重要だろう。
なお、あくまで個人的な意見だが、入社2,3年目までのライフプランナーに大きなお金を預けるのはやめた方が良い。
同社の競争は熾烈なので、せっかく契約してあげたのにすぐやめてしまう可能性も高い。
競争を生き残った者。最低でも5,6年、出来れば10年超のベテランであれば、そこまで間違いはないと思う。(あくまで個人的意見)
口コミ・評判(販売側から)
なし
謝礼Amazonギフトカード300円!! アナタの口コミ教えて下さい!!
保険会社勤務、代理店勤務の方でも、販売現場の情報や、当サイトで指摘していない弱点(デメリット)などには謝礼(amazonカード300円)をお支払い致します。
口コミ・評判(契約者から)
なし
検討した方がいい他社商品
長期定期は各社の返戻率ランキングの動向が激しい。
また、返戻率が高ければ高いほど「損金になりにくい」というデメリットもあるので、一概に高ければ良いというわけでもない。
節税を優先するのか?保障か?それとも将来の返戻率か?
そのあたりをはっきりされた上で、各社の見積もりを取ってみた方が良い。
あいおい、ひまわり、あんしんなどの損保系生保は比較的返戻率が高め、日本生命、明治安田なども悪くない。
また、ソニーの変額定期などの「変わり種」もあるので、そのあたりは複数の保険を扱っている保険ショップなどで資料を作ってもらった方が良い。
「法人保険の検討をしている」
などと言えば、喜んで飛んで来る。
参考コラム:
医療保険の検討ってどうすれば良いの?と迷ったら
『医療保険。こう考えれば、スッキリ決められる!』
をご覧いただきたい。
他社の医療保険の☆評価一覧は、コチラ
編集後記