この保険の弱点はここだ!朝日生命「保険王プラス スマイルキッズ」

提供会社:朝日生命
(格付:R&I BBB)

商品名:保険王プラス スマイルキッズ

この保険の弱点はここだ!!

同社の看板商品。保険王プラスの子供版。

保険王プラスの解説は以下参照

朝日生命 保険王プラス ★☆☆☆☆

また、国内大手生保が販売するパッケージ型商品については、以下の動画(音声)でも解説しているのでご参照まで

国内大手生保には、どこも「死亡、医療、就業不能、介護、年金」などを自由に組み合わせることが出来る「パッケージ型商品」というものがあり、同社の場合「保険王」がそれにあたる。

但し、王という男性を連想させる名前にしてしまったため、商品内容はほほ一緒なのに保険王の女性版として「やさしさプラス」という商品もある。

朝日生命 やさしさプラス ★☆☆☆☆

内容は同じなのに2つのブランド。

女性版には女性特有の病気に関する保障もあるにはあるが、それ以外はほぼ一緒。

それぞれに資料を用意してプロモーションもしないといけないので、まあ、無駄と言うか、何と言うか・・・

本商品は、その保険王の子供版なのだが、そもそもが「王」なのだから、当然、男の子向けであるはず。

今どきの子供はジェンダー意識も高い。

「女性に『王』って、どういうことですか?」

学級委員長的な女の子にそう言われたらどうするつもりなのか・・・

だったら女の子向けには女性向けの「やさしさプラス」の子供版として「やさしさプラス スマイルキッズ」を作るべきだろう。

もしくは男の向けに「保険王子」、女の子向けに「保険王女(保険皇女でも恰好良い)」とすればすっきりする。

旧知の朝日生命の方にそう提案すると、

「下らないこと言ってんじゃないわよ!!」

と一喝された。

しかし、

「だいたい商品開発部門が『王』なんていう単語を使うから悪い。今どき、商品名にジェンダー問題を連想する単語を使うこと自体ナンセンス!!」

ともおっしゃっていた。

まあ、その通りだろう。

さて、商品名もからかうのはこれくらいにしておこう。

と、言ってもこのような下らない話で字数を稼がないと本稿、わずか数行で終わってしまう。

ではその数行。

・医療保険、死亡保障、積立のパッケージ商品

・保険料高い

・積立は全く増えない。であるならば朝日生命に積み立てる理由はない

・朝日生命と何かしらの関係がある方が「お付き合い」で入る保険

以上。

4行で終わってしまった・・・・

なお、子供の保険に関しては、以下のコラムで考察しているので、そちらも併せてご覧頂きたい。

参考コラム:必要?それとも要らない?「子供の保険」総論

基本的には、親世代や祖父・祖母世代が朝日生命の契約者で

「子供(もしくは孫)に何か良い保険はないかね?」

と聞かれた時に出す商品なのだろう。

朝日生命自身も、これがバリバリ売れるとは思ってはおらず

「一応は、子供向けの商品もラインナップにないとね・・・」

という感じではないか?

参考コラム:「お付き合い保険」の断り方と「お付き合い保険」に入るメリット

約款を読むほどの商品でもないので、サイト上の概要を見ただけだが、気になるのは以下の3点。

弱点1 入院31日目から日額が減額される

本商品。入院が31日を超えると日額が50%に減額される。

1日1万円なら、5,000円になるということ。

「逆じゃないの?」

それが筆者の疑問。

入院が長くなる=重症、なのだから、こういう時こそ、保険が必要。

減額する理由などない。むしろ増えても良いくらいだ。

弱点2 保険料が高い

これは仕方がない。日本の古い大手生保は、そもそも保険料が高い。

本商品も全体的に割高。

多少の違いはあるが、保障内容としては共済で2000円程度で入れるものが4000円くらいする。

弱点3 積立が全く増えない

本商品では「積立部分」は必ず入らないといけない。

仮に毎月4000円を積立てた場合、20年で96万円を支払うことになるが、保険会社側の積立金額は960,950円

20年で950円しか増えないし、しかも引出せるのは96万円までなので(百円単位の端数は引き出せない。大手生保では良くあるルール)、実質的には「全く増えない」と言って良い。

この積立をやる理由は見当たらない。

だったら学資保険の方がまだマシ。

死亡保障もあるし、多少なりとも増える。

各社の学資保険評価一覧は、コチラ




比較した方が良い商品

大手生保が販売する子供向けは以下の通り。

だが、これらの商品に入るなら、筆者は共済の子供向けの十分かと思うが・・・

明治安田生命 ベストスタイルJr. ★☆☆☆☆

明治安田生命 メディカルスタイルJr. ★★☆☆☆

編集後記

約款