アナタへのアドバイス No.da3

アナタへのアドバイス!!

今までのご回答
Q1 既婚、子供なし
Q2 死亡保障   必要なし
Q3 医療保障   必要なし
Q4 就業不能保険 必要
Q5 貯蓄保険   必要なし

以上で質問は終了です。

お疲れ様でした。

アナタにノーズは極めてシンプルで「働けない時」だけ保険が必要というお考えのようです。

恐らく、アナタがたご夫婦は、それぞれが経済的に独立されており、多少の困難であれば「お互い補って乗り超えていける」だけの実力と覚悟があるのでしょう。

また、それぞれがしっかりとした社会基盤をお持ちなので、仮にどちらかが亡くなってしまっても

「それは運命。仕方がないこと・・・残された方はその後も一生懸命生きていくしかない。お金の問題ではない。」

ととらえているのかもしれません。

しかしながら「働けない」というのは、人生において最大のリスクと言えますから、流石にここだけは手当をしておきたい。自分が働けなくなっても相手に迷惑はかけたくない。と判断されたのだと思います。

さて、働けない時の保険を「就業不能保険」と言いますが、各社から色々な商品が販売されています。

検討のポイントは、

「何をもって就業不能(働けない)状態と定義しているか?」

という点です。

死亡したら保険金を受け取れる死亡保障や、入院したら給付金を受け取れる医療保険は、非常に「分かりやすい」ですが、働けない時の保険は色々なケースが想定されるため、各保険会社がそのルール決めに四苦八苦しています。

例えば「障害手帳3級以上に認定」、「介護認定」、「障害等級2級以上」など、公的な制度と連動して「働けない認定」をする保険会社もあれば、「医師の『働けない』という判断」を重視する保険会社もあります。

この2つで、判断が分かれるのが「がん」です。

がんに罹患し、転移や再発が発生して、入退院を繰り返す。

実際、「それでは働けないだろう・・・・」と多くの人が理解を示す例ですが、しかしがんでは障害手帳や、介護認定などを受けることはほぼ出来ません。(脳腫瘍や酸素療法が必要な肺がんなどで稀に認められることもあるが)

このような場合、前者の保険会社では公的制度での認定がないため給付金を支払いませんが、後者の「医師の判断を重視する」保険会社であれば払います。

しかし、逆に交通事故やスポーツ中の事故などで後遺障害を負い障害手帳3級に認定されていても、それまでにお勤めの企業が障害に理解があって、多少給与は下がりますが職種変更などで引き続き仕事が出来たような場合、前者は条件に適合しているので「払う」のに対して、後者は仕事が出来ているのだから「払わない」ということになります。

給与も下がってしまったので、毎月の給付金があれば大変ありがたいのですが、後者の保険は「働けるか?/働けないか?」の二者択一なので、働けているのであればこのあたりはシビアに判断してきます。

いかがでしょうか?

就業不能保険の検討が非常に難しいことは理解頂けたでしょうか?

現在、就業不能保険はネット系生保が販売を伸ばしていますが、これらの商品は先の話で言えば「医師の判断重視系」のものが多いです。

対して、既存の大手保険会社が販売するものは「公的制度連携(介護保険、障害手帳など)」が主流です。

どちらが良い、悪いというよりは、アナタが想定している「働けない場面」に「どっちが合っているか?」という話なのですが、実際にこれらを比較検討するのは極めて難しいかと思います。

そこで就業不能保険を検討している方は、是非、保険ショップに行かれることをおススメします。

複数の保険商品を扱う保険ショップであれば、一度に各社の商品を比較することが可能です。

その際は、保険料だけでなく「どんな時に払われて、どんな時に払われないのか?」、「がんに強い商品はどれか?」、「怪我による後遺障害に手厚いものはどれか?」など、アナタなりの視点で、商品を比べて下さい。

また、FP資格(ファイナンシャルプランニング)などを保有している相談員であれば、アナタの保険選びに対して、プロの視点からのアドバイスを受けることが出来ます。

それらのプロとの意見交換を経て、自分なりの「働けないリスクとは?」ということを形にして、それに合う商品を選択した方が良いでしょう。

以下は当サイトがお勧めする保険ショップです。

高度な知識と教育を受けたプロフェッショナルが、アナタの保険選びをサポートしてくれます。