この保険の弱点はここだ!メディケア生命「メディフィットRe[リリーフ]」

提供会社:メディケア生命

商品名:メディフィットRe[リリーフ]

この保険の弱点はここだ!!

参考コラム:
医療保険の検討ってどうすれば良いの?と迷ったら

『医療保険。こう考えれば、スッキリ決められる!』

年齢・性別毎の保険料が気になる方は、
『緩和型医療保険 各社の保険料比較!!』
をご覧いただきたい。

それでは、この商品の弱点について解説をしていこう。

この原稿を書いている2019年12月時点では、緩和型医療保険としてかなり有力な商品だろう。

保険料に競争力があり、保障内容も良い。

弱点と言っても、重箱の隅をつついたようなものしかない。

ただ、メディケア生命の記事を書くと、いつもこの話になるが、この保険会社は住友生命の子会社である。

住友生命にも「先客万頼」という、イマイチの緩和型医療+死亡保険があるが、それと、本商品を比べると雲泥の差。

本体は身動きが重いし、昔からのお客さんもいて、あまり安い商品を出すと、雪崩をうったように切り替えられて保険料収入が落ちてしまう。

だから子会社名義で、イケイケの商品を出す。

住友を信頼して「高い保険料」を負担してくれているお客さんこそ良い面の皮だな。とは思ってしまう。




弱点1 先進医療、1年以内は50%削減

過去、緩和型医療では、

「加入1年以内の給付は50%削減」

というルールが当たり前だった。

例えば、日額5,000円で10日入院した場合、本来なら5万円受け取れるはずだが、それが50%の2.5万円になる。

しかし、ここ数年、

加入直後から満額支払い

というところが増えてきた。

元々はメディケアのライバルであるネオファースト(こちらは第一生命の子会社)が始めたことで、メディケアもそれに追随した。

しかし、先進医療特約の給付だけは、変わらず「1年以内は50%」となっている。

先進医療の給付は金額も大きいので、一応、バーを設けているのだろう。

あくまで、始めから満額を支払うのは「先進医療特約『以外』」である。

なお、ネオファーストは、「先進医療特約」も削減期間を撤廃している




弱点2 特約が少ない

恐らく、本商品のコンセプトは「シンプル」&「安い保険料」というところなのだろう。

そのため、特約(オプション)が少ない。

ネオファーストメットライフでは、がん関係の特約などもあるが、本商品にはそのようなものは用意されていない。

持病がある場合、がん保険に入ることが難しく、そのような保障を求めている人には緩和型医療にがん関係の特約が付けられると嬉しい。

この商品ではそのようなニーズには応えられない。

あれこれと色々特約を付けたい方には向いていない商品。

弱点3 180日ルール(2回以上の入院した場合の取り決め)

これ、結構特殊なルールなので、実際の例を挙げて説明したい。

例えばある人が、肺炎で30日間入院したとする。

そして、その3か月後、今度は胃潰瘍で50日間入院。

通常、この2つは「全く関係ない入院」なので、それぞれ別の入院として扱われる。

しかし、メディケア生命の場合、この2つを合わせて「一つの入院」として扱う。

これが180日ルール。

退院してから180日以内の入院は理由に関わらず、前回の入院と同一のものとして扱う。
注:これが適用されるのは病気と病気の場合。病気とケガであれば別々の入院として扱う。

となっている。

本商品の場合、1回の入院の上限日数は60日か120日か選べるが、仮に「60日」を選択していた場合、先の例では始めの肺炎による30日分は支払対象になるが、後の胃潰瘍に関しては、30日分しか給付対象にならず(既に肺炎で30日分を消費しているため)、それを過ぎた20日分は給付対象とはならない。

保険会社としては、その分支払いリスクが減らせるので、保険料を安くするテクニックとも言えなくもないが、契約者にとっては明らかにデメリット。

注:通常の医療保険でも「同じ病気(例えば、肺炎のあと再び肺炎など)」での180日以内の再入院、などでは前回の入院から「継続」したものとして見なす。
上記は「違う病気なのに」同一の入院期間に含まれてしまうため、弱点としている。

 

参考コラム:
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年齢・性別毎の保険料が気になる方は、
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特約 Good & Bad!!

Good:先進医療特約

先進医療特約は会社によって「10年更新」と「終身型」がある。

10年更新は10年ごとに保険料が上がっていくが、終身型は入った時の保険料のまま変わらない。

先進医療は今後、利用者の増加が見込まれており、そうなると保険会社の給付額も増える。

現時点では、緩和型医療保険の先進医療特約は200円~300円/月程度で提供されているが、今後は500円、1,000円と上がっていく可能性もある。

であるなら、安いうちに入って、一生涯、保険料が上がらない終身型の方が良い。

本商品の先進医療特約は「終身型」なので、その点はgood。

これは付けておいた方が良い。

Good:3大疾病入院無制限給付特則

がん、急性心筋梗塞、脳卒中。

いわゆる三大疾病の際、1回の入院日数の上限が撤廃されて「無制限」となる。

本商品では入院日数の上限は「60日」と「120日」から選べるが、どちらのタイプでも、この無制限を付けておけば、先の三大疾病の時には上限がなくなる。

特に脳系の病気はリハビリなどもあり、入院が長くなる傾向もあるので、無制限の方が安心。

入院で一番怖いのはやはり「長期入院」なので、その時に日数を気にしなくて良いのは精神上良いことだ。

この特約は付けておいた方が無難。




Bad:入院一時給付特約

入院した時に5万円が受け取れる特約(オプション)

一言で言えば、リターンが悪い。

40歳 男性を例に説明する。

この特約を付けた時の保険料は+1,080円/月

年間12,960円。10年間で約13万円、20年間で26万円、30年間で39万円

30年間で8回入院して、トントン。

これだけ入院して初めて、

「自分で支払った分を回収できる」

のであって、仮に入院しなければ全て無駄(これは保険全体に言えることだが)

また、給付も5万円程度なので、これがあるからと言って、「本当に助かった」ということもないだろう。

緩和型医療保険はただでさえ、通常の医療保険より高い。

あまり、あれこれ付けずに、余計なものは削った方が良い。

比較した方が良い商品

アクサダイレクト生命 はいりやすい医療 ★★★☆☆

オリックス生命 医療保険 CURE Support Plus[キュア・サポート・プラス] ★★★☆☆

ネオファースト生命 ネオ de いりょう 健康プロモート ★★★★☆

 

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