提供会社:はなさく生命
商品名:かんたん告知 はなさく定期
この保険の弱点はここだ!!
まあ、よく頑張ってるのではないか?そんな感じ。
持病などがあっても入りやすい緩和型の定期保険は意外とプレイヤーが多く、オリックス、太陽生命ダイレクト、アクサダイレクト、楽天、FWDなどが手掛けているが、その中でもはなさく生命は「最後発」となる。
そのため、保険料はわりと頑張っていて、
老舗のオリックスより安くて、ネット生保のアクサダイレクトよりちょい高。楽天とは良い勝負。
そんな立ち位置。
但し、当サイトで4つ星評価の太陽生命の緩和型よりは高い(若い年齢では本商品の方が安いが、高齢者では大きく差が開く)
なお、緩和型定期保険は、各社それぞれで求められる告知内容が異なり、どんな病気なのか?どんな症状なのか?によっても、入れる保険会社が変わってくる。
そのため、保険料だけで一概には比較できないのだが、本商品では
1 過去3ヵ月以内に医師より入院、手術、検査を勧められたか?
2 過去2年以内に、病気や怪我で入院、手術、先進医療をうけたことがあるか?
3 過去5年以内に悪性新生物または上皮内癌、肝硬変、認知症、アルコール依存症、統合失調症の診察を受けたことがあるか?
この3つをクリアすればOK。
緩和型の中では標準的か、「やや緩い(入りやすい)かな?」という印象。
他社は5年以内の病気について、もっと項目が多い。
例えばアクサダイレクトなどでは、腎臓や難病、心臓、脳系でもはねられるので、それに比べるとハードルは低い。
緩和型の場合、ハードルが低ければ低いほど、契約者からすれば「入りやすい」となるが、逆に保険会社からすれば「健康状態に問題のある人の契約を受ける」ということになる。
つまり、その分、リスクが高くなり保険金を支払う可能性が高くなるので、そのために保険料が高くなる傾向がある。
先のアクサダイレクトなどは、緩和型のわりには結構細かいことを聞いてくるので、その分、保険料は安く抑えられているのだが、はなさく生命の本商品は「そこまで細かく聞かない」ので、保険料がちょっとだけ高い。
このバランスが難しいのだが、本商品は後発だけあって「それなりに緩い、それなり安い」ということを実現しているような気がする。
なお、通常の定期保険では「死亡 or 高度障害」が対象だが、本商品では高度障害は支払対象外となっている。
だがこれは、緩和型の定期保険では一般的なルールなので仕方がない。
参考コラム:緩和型死亡保険で「高度障害」が対象外なワケ
以上、商品概要。
弱点1 高齢者で太陽生命に負けている
後発だけに保険料に関しては、先行する各社の緩和型定期保険の保険料をかなり入念に研究し、少しでも「下回る」ように設定されている。
だが、高齢者になると太陽生命に大きく水を空けられている印象。
緩和型の定期保険は、やはり若い人よりは高齢者にニーズがあるので、その年齢層で負けているのは痛いかな?とも思う。
この商品の弱点、こう考えろ!!(解決策)
内容としてはシンプルなものなので、他社の比較して、本商品が一番保険料が安いのであれば
これで良いんじゃないの?
という感じ。
特筆すべき弱点もない。
また日本生命グループという安心感もあるので、保険料でほとんど差がなければ、アクサダイレクトや太陽生命ダイレクトなどという二流ブランド(日本生命と比べると、という話:関係者の方々いちいち目くじらを立てないように)では太刀打ちできないだろう。
なお、本商品には払込免除もあるが、筆者は「いらない」と思う。
そもそも保険料が高い上に、これを付けると更に保険料が2,3割アップしてしまう。
また、免除されると言っても、数千円レベルの話であり、これがなくなったからと言って、生活が劇的に変化するほどのインパクトはない。
これに予算をかけるのであれば、保険金を少しでも増した方が良いのでは?とも思う。
参考コラム:保険に「払込免除特約」は必要か?
口コミ・評判(販売側から)
なし
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口コミ・評判(契約者から)
・なし
比較検討した方が良い商品
太陽生命 選択緩和型定期保険(保険組曲Best規制緩和) ★★★★☆
FWD生命 FWD医療引受緩和 死亡保障重点プラン ★★★☆☆
オリックス生命 緩和型定期保険 FINE Surpport Plus ★★★☆☆
編集後記