単身者 Q5 貯蓄の保険について No4

Q5 貯蓄の保険についての質問です。

今までのご回答
Q1 独身
Q2 死亡保障   必要なし
Q3 医療保障   必要あり
Q4 就業不能保険 必要あり

死亡保障は必要ない。但し、入院した時(医療保険)、働けない時(就業不能保険)は必要というアナタに最後の質問です。

保険の機能として「お金を貯める(貯蓄機能)」というものがありますが、これに関してはどう思いますか?

今までと同じく「必要なし!!」と「必要!!」双方の意見をお聞き頂き、お考えに近い方をご選択下さい。

A1 必要なし!!

必要なし!!派の意見

・既に株や投資信託、不動産などに投資をしており、保険で貯蓄をする必要はない。

・保険の貯蓄は手数料なども高く、効率が悪いので投資や貯蓄は他の方法を考えたい。

・貯蓄出来るだけの余裕なんてないよ・・・

・保険の貯蓄は一度始めると、途中でやめられない。また期間が長いのがネック。もっと短期的なもので資産運用をしたい。

A2 必要!!

・ある程度増えるのであれば、将来の年金積立などには興味がある。

・手元に持っているとどうしても無駄なものにお金を使ってしまう。保険のようなもので半強制的に貯めて欲しい。

・貯蓄型の保険商品自体の投資効率より、生命保険料控除枠、年金控除枠に興味がある。これらの枠に適合する商品に入っておけば、確実に税金の還付金を得ることが出来るので、下手に運用するより、そちらの方がリターンが大きい。この枠をしっかりと埋めたい。

・独り身なので、老後は心配。長生きするリスク(死ねないリスク)については実感しているので、そのための備えとして保険であるならば考えたい。

・あまり大きなリスクは取りたくない。コツコツと増える保険の方が良い。

保険まとめ編集部からのアドバイス

保険で貯蓄をするメリットは、以下の4点です。

・あまり細かいことを考えずに、毎月引き落とすだけで貯蓄をしたい(自分で管理をしたくない)

・将来どれくらい増えるのか、ある程度決まっている方が良い(あらかじめ利回りが分かっている)

・生命保険料控除や年金保険料控除などの対象になれば、税金が安くなる(還付金が戻ってくる)

・安全性が高い

どちかと言えばズボラな人が「保険で貯蓄」に向いています。

逆に株や投資信託、不動産などを自分でバリバリ売買するような方にはちょっと物足りないでしょう。

また、そちらで結果が出ているのであれば、わざわざ保険に資金を振り分ける必要はないかと思います。

なお、「いつかは株で一儲けしたい!!」などと思っていても、いつまでも動けない、勉強できない、そんな時間がない、というような人なども保険向きです。

独身の方の場合、一番ニーズが高いのは「年金商品」です。

やはり将来が心配ということなのでしょう。

円建、米ドル建、豪ドル建などがありますが、米ドル建などはそれなりに利回りが高いので人気があります。

逆に円建は昨今の低金利からあまりに「増えない」ので、最近では入る人はほとんどいません。

ドルの場合、30歳くらいから開始して、65歳から年金開始。投資したお金に対してのリターンは120~130%程度と言ったところでしょうか。

そこまで高いリターンではありませんが「銀行金利以上のものを安全に得られる」という点ではメリットがあります。

こう言ったものに、無理のない範囲で毎月積み立てるのも良いかもしれません。

もしくは、終身保険(死亡時の保険:円建、ドル建がある)や特定疾病保障型終身保険(死亡だけでなく、がん、脳卒中、急性心筋梗塞などでも保険金が受け取れる:円建、ドル建がある)なども人気があります。

終身保険はメインはあくまでも「死亡時の保障」ではありますが、同時に解約返戻金が貯まるため貯蓄の面も併せ持ちます。

また死亡保障があるため「生命保険料控除」の対象にもなります。
注:年金保険は年金保険料控除の枠であり、生命保険料控除の枠とは別もの。還付金(節税)を目的に生命保険料控除枠も埋めたいという方も多い。

死亡保障は「必要ない」とお答えになったアナタですが、貯蓄と節税(生命保険料控除枠の利用)を目的に、死亡保障を「オマケ」で持つ、という考え方もあります。

なお、特定疾病保障型終身保険は「死亡時」だけでなく「がん、脳卒中、急性心筋梗塞」の時にも保険金を受け取れる保険で、死亡、三大疾病(及び、それが原因で働けないような状態)に備えながら、貯金も出来るというオールマイティな商品でもあります。こちらも独身の方には人気があります。

以上、必要ない派、必要派、そして編集部のアドバイスをふまえ、アナタは「保険で貯蓄」に対してどう思われますか?

A1 必要なし!!

A2 必要!!